スマッシング・パンプキンズはこれまでのアーカイヴの中で完成してリリースできる音源が「数百曲」あると語っている。
今年、クラシック・ラインナップのうちの3人が参加したスマッシング・パンプキンズはアルバムのレコーディングを行い、「シャイニー・アンド・オー・ソー・ブライト・ツアー」に乗り出している。オリジナル・メンバーのうち、ダーシー・レッキーは今回の再結成に参加していない。
フロントマンのビリー・コーガン、ギタリストのジェイムス・イハ、ドラマーのジミー・チェンバレンは現地時間9月17日に「Beats 1」のゼイン・ロウの番組に出演している。会話の中でビリー・コーガンはバンドが公表してこなかった既に完成した音源が豊富にあることを明かしている。
「今は再びアナログ盤のレコード・ショップが盛り上がってきてて、アナログ盤とストリーミング・サービスにはいいバランスも存在しているわけでさ。アーカイヴ音源を解放することを始めようと思っているんだ。僕らには数十年に及ぶアーカイヴがあるからね」と彼は語っている。
"We're just gonna start unloading the archives." @SmashingPumpkin say they have hundreds of finished songs they're going to release. https://t.co/eT9IxYy8l2 pic.twitter.com/sPSEGCd86v
— Beats 1 (@Beats1) September 17, 2018
ゼイン・ロウにどれくらいの未発表音源があるかを訊かれると、ビリー・コーガンは次のように答えている。「君の想像もつかないくらいだよ」
ジミー・チェンバレンは「数百曲」あるとし、曲の状態はどんな段階のものなのかと訊かれると、すべて「完成している」と語っている。
「どのくらいあるかっていうことについては、とんでもない量なんだ」とビリー・コーガンは語っている。「すごくたくさんの作品があるんだ。それこそ、もうこれ以上レコーディングしなくても、これから20年間にわたって、2ヶ月ごとにリリースできるよ。楽勝さ。別バージョンやライヴ・バージョン、アコースティック・バージョンもあるわけでね。その量でみんなをびっくりさせるつもりなんだ」
先週、スマッシング・パンプキンズはビリー・コーガン、ジェイムス・イハ、ジミー・チェンバレンが揃う形では18年ぶりとなるニュー・アルバムをリリースすることを発表している。2000年発表の『マシーナ』シリーズ以来となる『シャイニー・アンド・オー・ソー・ブライトvol.1:ノー・パスト. ノー・フューチャー. ノー・サン』は11月16日にリリースされる。
アルバムからは新曲“Silvery Sometimes (Ghosts)”も公開されており、スマッシング・パンプキンズは10月16日にウェンブリー・アリーナで公演を行う予定となっている。
10月18日にはイタリアのボローニャで公演を行うことも決定している。
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