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口論が続いているエミネムとマシン・ガン・ケリーの二人だが、マシン・ガン・ケリーは今回、自身に向けられたエミネムの新曲“Killshot”での批判について、更なる一手をとっている。

マシン・ガン・ケリーはまたこの機会を通して9月21日に新たなEP『ビンジ』をリリースすることを発表している。EPにエミネムに関する楽曲が収録されるか否かについては現時点で明らかになっていない。

エミネムとマシン・ガン・ケリーは、エミネムが最新作『カミカゼ』に収録された“Not Alike”でマシン・ガン・ケリーを批判して以来、両者の間でビーフが続いている。マシン・ガン・ケリーはその後、“Rap Devil”と題した楽曲をリリースしてエミネムが薬物を断ったことや彼の年齢を揶揄している。

エミネムは先日、“Killshot”と題した楽曲をリリースしてマシン・ガン・ケリーを改めて批判している。エミネムは同曲で次のようにラップしている。「どうして銃にちなんだ名前をつけて髪型をマンバンにしようなんて思ったんだ?」。エミネムはまた、マシン・ガン・ケリーからの年齢への揶揄に対して次のように反論している。「俺は45歳だけど、いまだにお前よりも売り上げてるぜ。俺が29歳の頃には、既に3枚のアルバムをヒットさせてたけどな」

エミネムはさらに次のようにラップしている。「20歳のお前になるくらいなら、80歳の俺になるほうがマシだ/俺は年老いても10歳のガキの怒りを紙に綴れると思うぜ」

エミネムの“Killshot”の音源はこちらから。

エミネムは“Killshot”の中でイギー・アゼリアの名前も挙げて、次のようにラップしている。「お前の名前がビギー(ノトーリアスB.I.G.)やジェイ(・Z)の隣に載ることはない/せいぜいテイラー・スウィフトかイギー(・アゼリア)の女の隣ならお前も勝負できるかもな」。イギー・アゼリアはその後、エミネムからの言及に反応して次のようにツイートしている。「つまらない小節を埋めるために、ディス・ソングで有名人の名前を使うのはやめて」

マシン・ガン・ケリーはエミネムの“Killshot”にツイッターで反応を示しており、BBCの番組『ストリクトリー・カム・ダンシング』の審査員が10点中6点をつけている画像とともに、「2週間と3つのインタヴューを経て」とツイートしている。マシン・ガン・ケリーは致命傷にはならないという意味を込めて「#レッグショット」、「#これについて話そうぜ」というハッシュタグをつけているほか、トイレとゴミの絵文字もつけて投稿している。

エミネムは先日、マシン・ガン・ケリーを新作で批判した理由について語っている。

「あいつを批判した理由っていうのは――そもそもあいつが『お気に入りのラッパーからシェイド45への出禁を食らって以来、俺自身が現存するお気に入りのラッパーなんだ』とか何とか言っただろ。俺があいつの音楽キャリアを邪魔しようとしているみたいな口ぶりでね」とエミネムは語っている。
「あいつのキャリアなんてどうでもよくてさ。俺が気にかけているとでも思ったのか? あいつよりいいラッパーなんて山ほどいるだろ? 話題に上がりすらしないよ」

エミネムは先日、新作に収録された“Fall”でタイラー・ザ・クリエイターを「オカマ」と揶揄したことについて、「行き過ぎた」表現だったと認めている。

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