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ナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナーとアッティカス・ロスは、俳優のジョナ・ヒルの監督デビュー作となる映画『ミッド90s(原題)』のサウンドトラックを手がけることが報じられている。

今年10月の全米公開が予定されている本作は、1990年代のロサンゼルスで生活するサニー・スリッチ演じる13歳のスティーヴィーが、複雑な家庭環境や暴力的な兄から離れるためにスケーター集団と深い友情を築いていくという物語となっている。

本作にはルーカス・ヘッジズやジオ・ガリシア、ナケル・スミス、アレクサ・デミー、ライダー・マクラフリン、キャサリン・ウォーターストン、オーラン・プレナット ら幅広いキャストが出演している。

トレント・レズナーとアッティカス・ロスによるサウンドトラックについての詳細は現時点で明らかになっていないものの、本作は両者が手掛ける最新の映画音楽となっている。トレント・レズナーとアッティカス・ロスは、デヴィッド・フィンチャー監督作の『ソーシャル・ネットワーク』で手掛けたサウンドトラックで2010年にアカデミー賞作曲賞を受賞している。2人はデヴィッド・フィンチャーによる続く2作品『ドラゴン・タトゥーの女』と『ゴーン・ガール』でもサウンドトラックを手掛けている。

トレント・レズナーは先日、コーチェラからラスヴェガスと飛ぶ飛行機で「死にかけた」おぞましい体験について語っている。

トレント・レズナーは「ザ・クワイータス」に次のように語っている。「ベースネクターも一緒に乗ってたんだけどさ。彼が俺の隣に座ってたのを覚えているよ。最初は彼が誰か分かってなくてね。でも飛行機で死にかける体験をすると、それがすべてを変えるんだ」

トレント・レズナーとベースネクターは急角度の降下の間、ずっと手を握っていたという。

「高度を保つまで僕らはずっと手を握っていたんだ」と彼は語り、次のように続けている。「それまでは意識してなかったんだけどさ。今では飛行機に乗る時はいつでも、死ぬ可能性のある空っぽの空き缶に乗ってるんだと思ってるよ」

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