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アリアナ・グランデの婚約者であるピート・デヴィッドソンは、かつてマンチェスターのテロ事件をジョークにしていたとして批判されている。

昨年の5月22日に開催されたアリアナ・グランデのマンチェスター・アリーナ公演で、コンサートから観客が帰る時に会場のロビーで自爆テロ事件が起き、22名の犠牲者が亡くなっている。

『ザ・ミラー』誌によれば、「サタデー・ナイト・ライヴ」への出演で知られるピート・デヴィッドソンは以前、テロ事件から5ヶ月ほどが経過した頃に行ったロサンゼルスのラフ・ファクトリーでのスタンダップ公演で、テロ事件についてのジョークを披露したという。報道によれば、ピート・デヴィッドソンは「ブリトニー・スピアーズはコンサートでテロリストから攻撃されたことがない」として、アリアナ・グランデはいかに自分が有名になったか実感するだろうと語ったという。

テロ事件で15歳だった娘のオリヴィア・キャンベル・ハーディを失ったシャーロット・ホジソンは『ザ・ミラー』誌に次のように語っている。「この状況をジョークにする人は誰であれ不快に感じますし、彼は公の場で謝罪すべきだと思います。(犠牲者の)家族はみな同じくらい不快に感じることでしょう」

シャーロット・ホジソンは次のように続けている。「事件についてのジョークなど必要ありません。それでも周囲にはそういったジョークがありふれており、毎日耳に入るたびに心を痛めています。しかしながら、あまりにも有名で今やアリアナと一緒にいるような人がジョークにしているとなれば、それは度を超えています。アリアナも震え上がることでしょう」

現時点で、ピート・デヴィッドソンやアリアナ・グランデはこの件についてコメントしていない。

ピート・デヴィッドソンとアリアナ・グランデは先日、彼女の25歳の誕生日をニューヨークでカラオケをして祝っている。二人はエヴァネッセンスの“Bring Me To Life”をデュエットしているほか、アリアナ・グランデはビヨンセを、ピート・デヴィッドソンはエミネムを歌ったという。

その時の模様はこちらから。

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