GETTY

Photo: GETTY

スリップノットのフロントマンであるコリィ・テイラーはバンドの来たる新作について「『アイオワ』くらいへヴィ」なアルバムになると語っている。

スリップノットの現時点での最新作は2014年にリリースされた『5:ザ・グレイ・チャプター』となっており、同作は2010年にベーシストのポール・グレイが亡くなってからは初めてのアルバムとなっている。

『ケラング!』誌によるQ&Aセッションに応じたコリィ・テイラーは、バンドが現在取り組んでいるプロジェクトについて語っている。「素晴らしいニュースがあるんだ」とコリィ・テイラーは語っている。「知っている人たちもいるだろうけど、今回正式にしておくよ。俺たちは新しいアルバムに取り組んでるんだ。まだデモの段階だけど、きちんとした暫定的な計画もあってね。神様を笑顔にする最善の方法は、自分たちの計画をしっかりと発表することだからね。来年の初めにはスタジオに入って、進めていくつもりだよ」

コリィ・テイラーは続けて、現時点でのアルバムのサウンドについて次のように明かしている。「今の段階では16曲を書き上げていて、ものすごくヤバい感じなんだ。『5:ザ・グレイ・チャプター』も大好きだったけど、俺にしてみれば今回のアルバムは『5:〜』と勝負にならないほどなんだ。今回は『アイオワ』くらいへヴィなんだよ。そして、このアルバムを引っ下げてツアーに出なきゃならないよな。楽曲を背後に感じるからね!」

コリィ・テイラーは続けて、新作について「ものすごく興奮」しており、そのことを「いつも」バンドに伝えていると明かしている。「そういうわけで、2019年という、奇しくもファースト・アルバムから20周年という年に備えていてくれ」と彼は語っている。「また現実に戻ってくるからね。好きなように受け取ってほしいね」

スリップノットのパーカッショニストであるクラウンことショーン・クラハンは2017年12月、バンドが「あと1年ほどでスタジオに入る」と『NME』に明かしている。「2018年の11月にはスタジオに入るんだ」とショーン・クラハンは語っている。「十分すぎる量の曲が書けているんだ。いつ書くべきかとか、レーベルから気軽に指図されたくないんだよね。俺は書きたいから書いてるんだよ」

一方、コリィ・テイラーは先日、新作の歌詞について自身がこれまでに書いた中でも最高の部類に入ると語っている。「個人的にこの何年かはとてもつらいものだったんだ」と彼は語っている。「それで、自分自身のためにもそうした問題を解決できるように取り組んでいて、今のところうまくいっているんだ。苦しんでいた鬱ともある程度向き合えているし、自分のやりたい形でそうしたものを描写していく方法も練ることができているしね。今回の歌詞の中には、俺にとってはだけど、これまでに書いた中でも最高の部類に入るものがあると思っていてね。おそらく、ここ何年かで一番自分のことを打ち明けていると思うんだ」

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ