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トレント・レズナーは、ドナルド・トランプ大統領について話題にしないテイラー・スウィフトを初めとしたスターたちに苦言を呈している。

テイラー・スウィフトは政治的な話題にほとんど言及しないことで知られている。彼女は2016年の大統領選挙の際に選挙の列に並んでいる自身の写真を投稿しているものの、誰に投票したかやいかなる政治家の批判も口にしたことがない。一方でテイラー・スウィフトは今年3月、フロリダ州パークランドの銃乱射事件を受けて立ち上げられた銃規制を求めるデモ「マーチ・フォー・アワー・ライヴス」に寄付を行ったことを明かしている。

ナイン・インチ・ネイルズのフロントマンであるトレント・レズナーは『ニューヨーク・タイムズ』紙とのインタヴューで、スターたちが政治的な問題について語る必要があると感じる理由について語っている。「90年代の半ばに取材を受けていた時に言われたことが心に残っていてね。俺には影響力があるから、声を上げる必要性がそこにあってもなくても、声を上げることが俺の仕事だって言われたんだ。同じように感じている人は必ずいるけど、それを誰かがハッキリと公言する必要があるっていうことでね」

トレント・レズナーは続けて、昔は「黙ってなすがままに」したほうが気楽だと感じていたとした上で、次のように続けている。「テイラー・スウィフトが世の中のことを話してるのなんてほとんど聞かないだろ。若者のカルチャーを動かすような他の一線の奴らも同じだよ。あいつらは自分のブランドやファン層だったり、成功やキャリアとかの諸々を気にしているんだよ」

トレント・レズナーは続けて、ドナルド・トランプの大統領としての仕事ぶりに言及して、彼のやっていることは「不安を煽り、腹立たしいこと」だと批判している。「保守的なアジェンダや宗教的な問題だったり、政府は大きくあるべきだとか小さくあるべきだとかいう問題じゃないんだ」とトレント・レズナーは語っている。

「そういう点についてはまったく問題だと思っていなくてね。ただ、品位や真実、礼儀正しさを軽視するような態度には本当に失望しているんだ。この国は愚かさを奨励しているように思えてしまうし、一層努力する必要があるように感じているよ」

ナイン・インチネイルズは6月22日に6曲入りのニュー・アルバム『バッド・ウィッチ』をリリースする。新作は、 2016年の『ノット・ザ・アクチュアル・イベンツ』と2017年の『アッド・ヴァイオレンス』に続くEP三部作の3作目となっている。

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