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ナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナーはドナルド・トランプ大統領を改めて批判している。

ナイン・インチ・ネイルズは新作『バッド・ウィッチ』を6月22日にリリースする。6曲を収録した新作は、2016年発表の『ノット・ジ・アクチュアル・イベンツ』、2017年発表の『アッド・ヴァイオレンス』に続く、3部作を締めくくる作品となる。

トレント・レズナーはメキシコ版『WARP』誌によるインタヴューの中で、「ドナルド・トランプ大統領が国家のトップだという現状をアメリカ人としてどう思っているか?」という質問に答えている。

「まず言えるのは、アメリカ国民として完全なる低能野郎を選んでしまったことをこの上なく恥ずかしく思っているっていうことだね」とトレント・レズナーは語っている。「もしかしたら俺たちは、世界で最もやる気を失っている国かもしれないね。現状にウンザリしているアメリカ人がたくさんいることは確実だよ」

トレント・レズナーは次のように続けている。「あいつが大統領から退く瞬間が待ちきれないんだ。それから、人生で初めてこういうことを言うけど、この国は存続の危機に瀕していると感じていて、『今度は何だ?』っていう状況になっているんだ。これはただの恥さらしなのか、それとも戦争を始めるのか?っていうね。この現状は危険だよ。ソーシャル・ネットワークやクソみたいな製品に夢中になってるこの国の現状を醜く映し出しているんだ」

同じインタヴューの中で、トレント・レズナーはアッティカス・ロスがナイン・インチ・ネイルズに加入した経緯についても語っている。

トレント・レズナーとアッティカス・ロスはこれまでに何度もコラボレーションしている一方で、アッティカス・ロスはナイン・インチ・ネイルズに2016年になって正式に加入している。

彼は次のように語っている。「俺が浮気してたんだよ!……いや、違うけどさ。俺たちは2000年からナイン・インチ・ネイルズの作品に共に取り組んでいてね。彼はバンドのもう半分みたいな存在で、それもあって、映画音楽を初め様々なことに一緒に取り組り始めたんだ。それで、彼も一緒にステージに上がって、バンドとして一緒に演奏するのも悪くないんじゃないかって思ったんだよ」

「彼は自分がそういう立場になることが非常に重要なことだと分かっていてね。彼はナイン・インチ・ネイルズの片割れなわけだよ。俺から彼にお願いしたんだ。アーティスティックな面でもプロジェクト全体をステージに持っていったら、ファンも喜んでくれるはずだってね。俺たちは一緒に初めてのショウをやって、2回目、3回目と続いていって、今のところはかなりうまくいっているよ」

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