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テイラー・スウィフトは現地時間6月2日に行ったシカゴ公演で、6月のLGBTQの人権について啓発する「プライド月間」に際してスピーチを披露している。

現在、通算6作目となるアルバム『レピュテーション』のスタジアム・ツアーを行っているテイラー・スウィフトはシカゴ公演で全米ツアーの最初の日程を締めくくっている。テイラー・スウィフトは来週からUKとアイルランドに赴き、ロンドン、マンチェスター、ダブリンで計6公演行う予定となっている。

テイラー・スウィフトはシカゴのソルジャー・フィールドで行った公演で、6月の「プライド月間」がスタートするにあたり、“Delicate”をパフォーマンスする前にLGBTQコミュニティーに向けたメッセージを送っている。

「どんな状況においても、それがどんな感情であれ、自分の気持ちに繊細でいることはとても勇気のいることよ」とテイラー・スウィフトは観客に語りかけている。「けど、自分の気持ちや、それが社会的には逆境にあるかもしれないと分かっている時に、自分の好きな人に正直でいることはもっと勇気のいることなの」

「だから、今月、そしていずれの月においても、私は自分の気持ちに正直でいられる勇気を持っている人や、ありのままに、自分らしく自分に正直に生きている人たちみんなに、私の愛と敬意を送りたいわ」

「今月は私たちがどれだけ前進してきたかを祝福するべき月だと思うけど、まだまだ道のりは長いということも私たちは知らなければいけないの」

「私はまだカミングアウトする気持ちになれていない、道のりの途中にいるみんなにも愛と敬意を送るわ。みんながそれぞれの時間で打ち明けられますように」とテイラー・スウィフトは続けている。「みんなが平等に生活したり愛することができて、自分の気持ちに繊細でいることや、それを打ち明けることを怖がる人がいない世界になることを願ってるわ」

「自分の感情や愛についてだったり、そして自分の残りの人生を共に過ごすべき人を探すのって……本当にデリケートなことよね」

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