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デヴィッド・ボウイの銅像がバッキンガムシャーで公開されている。

デヴィッド・ボウイの死から2年以上を経て、新たに銅像という形で追悼されている。

この銅像はエイルズベリーのマーケットスクエアに設置されている。デヴィッド・ボウイは1970年代初頭、エイルズベリーのコンサート会場、フライアーズでジギー・スターダストとしての初パフォーマンスを行ったとされている。

銅像については地元のファンであるデヴィッド・ストップスが発案者となっており、ジギー・スターダストに加え、その他様々な時期のデヴィッド・ボウイをかたどった銅像が制作されている。デヴィッド・ストップスは銅像に関する地元自治体からの承認を得ると、キックスターター・キャンペーンを通じて10万ポンド(約1500万円)を集めている。彼によると、寄付の3分の1以上はイギリス国外からのものだったという。

銅像の写真はこちらから。

銅像公開の模様はこちらから。

この銅像は、アンドリュー・シンクレアによって設計・制作されており、午前9時から午後9時までの間は光やウェブカメラ、音楽などの演出があるほか、1時間ごとにデヴィッド・ボウイの曲が流れることになるという。

『テレグラフ』紙に対して、デヴィッド・ストップスは次のように語っている。「彼が2016年1月に僕らのもとを去ると、この街では彼の死に対する感情がすぐに驚くほど注がれることとなったんだ。彼が亡くなって数日後、ここのアーチの下に僕たちは集まったんだけど、それが2000人もいたんだ。僕たちはボウイの音楽やビデオを流して、それは素敵な祝福だった。それで、この街とデヴィッド・ボウイのために記念碑として何かを作るべきだと思ったんだ」

先日、デヴィッド・ボウイについてはミュージカル『ラザルス』の映像作品の特別上映がニューヨークで行われることが決定している。

『ラザルス』はデヴィッド・ボウイが亡くなる前にエンダ・ウォルシュと執筆したミュージカルで、映画版にデヴィッド・ボウイが出演した、1963年刊行のウォルター・テヴィス著『地球に落ちてきた男』にインスピレーションを受けたものとなっている。

一方、デヴィッド・ボウイはロンドンでの伝説的ライヴ・パフォーマンスの音源を含む3アイテムが今年のレコード・ストア・デイにリリースされる。

今年は4月21日に開催されるレコード・ストア・デイだが、デヴィッド・ボウイは3枚組未発表ライヴ・アルバム『ウェルカム・トゥ・ザ・ブラックアウト(ライヴ・ロンドン’78)』がリリースされる。本作は1978年6月30日・7月1日にロンドンのアールズ・コートで開催されたライヴのパフォーマンスを収録したものとなっている。

他にも、“Let’s Dance”のデモ・バージョンをフル・レングスで収録した12インチ・シングルがリリースされるほか、1977年にアメリカでプロモーション用として配布された、『ロウ』と『ヒーローズ』の楽曲を収録したコンピレーション『ボウイ・ナウ』がリリースされる。同作が一般に流通するのは今回が初めてとなる。

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