AC/DCのアンガス・ヤングはアクセル・ローズを迎えたAC/DCのニュー・アルバムに取り組んでいると報じられている。
ガンズ・アンド・ローゼズのフロントマンであるアクセル・ローズは、ブライアン・ジョンソンが聴覚を失う危険性があることからツアーからの引退を迫られたのを受けて、AC/DCのツアーでシンガーの役目を果たしている。
AC/DCはアクセル・ローズをヴォーカリストに迎えて活動を継続すると噂されていたが、ローズ・タトゥーのフロントマンであるアングリー・アンダーソンはバンドが新曲を書いていることを明かしている。
「去年、俺たちがガンズ・アンド・ローゼズのオープニング・アクトをやった時にアンコールのところでアンガスと話したんだ。アンガスと俺はアンコールに参加するように言われたんだけど、俺は彼に『今後は何をするつもりなんだい?』と訊いたんだ。そしたら『そう、新しいアルバムを書いているところなんだ』って彼は言ったんだよ」と彼は「ザ・ロックピット」に語っている。
「俺はすごいと思ってね。誰がバンドにいるのか尋ねたんだよ。そうしたら、彼は『アクセルだ』って言ってたね」
結成メンバーであるマルコム・ヤングの死や、ブライアン・ジョンソン、フィル・ラッド、クリフ・ウィリアムズの離脱によって、オリジナル・ラインナップが実現しないことを嘆きつつも、アングリー・アンダーソンはファンがAC/DCの新曲をもうすぐ聴けることを喜んでいる。
「こうしたメンバーがいたわけで、もうオリジナル・ラインナップじゃないのは確かに悲しいけどさ。キャリアを通して彼らを支えてきた人々は新曲を聴きたいわけでね」と彼は続けている。「そうした人たちのおかげであることを考えれば、それは感謝することの恩義でもあるんだよ」
今年2月、AC/DCの伝記作家として知られるマレー・エングルハートによれば、アンガス・ヤングにはアクセル・ローズと共に新曲をレコーディングする意向があるとしていた。
マレー・エングルハートは自身のフェイス・ブックで次のように述べている。「前にも言った通り、もう一度言わせてもらうよ。AC/DCはアクセルをヴォーカルに続いていくよ。ニュー・アルバムもツアーも一切合切ね。アンガスによる壮大な賭けは、これまでと同じく莫大な勝利となり、今後の活動の舞台を作ることになるんだ」
広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.