ザ・ローリング・ストーンズのドラマーであるチャーリー・ワッツはバンドが解散しても「困る」ことはないとし、デヴィッド・ボウイについて「音楽的な天才」だとは思っていなかったと明かしている。
今週、ザ・ローリング・ストーンズはロンドン、マンチェスター、エジンバラなどで行われる大規模なUK&アイルランド・ツアーを発表している。UKでのザ・ローリング・ストーンズの公演は5年ぶりとなる。
この発表を受けてチャーリー・ワッツは『ガーディアン』紙のインタヴューを受けており、バンドが終わることになっても問題ないことを示唆している。
「ドラムを叩くのは大好きだし、ミックやキースと演奏するのも大好きだけど、あとどれだけやるかは分からないよ」とチャーリー・ワッツは語っている。「ザ・ローリング・ストーンズがもういいよということになっても困ることはないからね」
彼は次のように続けている。「友好的じゃない形で終わるのはイヤだね。ミックでも、自分でも、キースでも、誰でもいいけれど、どんな理由にせよもうやりたくないと言ってほしい。分かったっていうだけだからね。口論とかにはなってほしくないよね」
「やめたら何をやるかは分からないね」とチャーリー・ワッツは語っている。「キースは一度始めたら続けるんだと熱心に言うけどね。僕の大きな懸念はもう十分だとなってしまうことだよね。幸いなことにかつてやってたようにはもう動かないからね。それぞれの公演の間には長い間隔をとるようにしてるんだ」
今回のツアーが最後になるのかと訊かれると、チャーリー・ワッツは次のように答えている。「7月8日に行われるワルシャワのライヴに立っていたいね。それが僕の知ってることだね」
2016年のデヴィッド・ボウイの死については多くの悲しみが寄せられたことに驚くことになったという。「みんな、ものすごく悲しんでいると思ったね。素敵な奴だったし、いくつか素晴らしい曲を書いているからね」とチャーリー・ワッツは説明している。「でも、僕にとってはそれほどの音楽的な天才ではないんだ」
2013年のハイド・パーク公演が最後のUK公演となっていたザ・ローリング・ストーンズだが、5月17日にダブリンのクローク・パークで行われる公演からツアーをさせることになっている。
それに続いて5月22日には初となるロンドン・スタジアムでの公演も行われ、6月5日にはマンチェスターのオールド・トラッフォード・クリケット・グラウンドで公演が行われる。その後には6月9日に行われるエジンバラのマレーフィールド・スタジアム公演、6月15日に行われるカーディフのプリンシパリティ・スタジアム公演が続いている。
ツアーは再びロンドンへと戻り、6月19日にはトゥイッケナム・スタジアムで公演が行われる。他にもベルリン、マルセイユ、シュトゥットガルト、プラハ、ワルシャワでも行われる公演が発表されている。
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