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セレーナ・ゴメスは自身の鬱や不安症との闘いについて語り、自身のメンタルヘルスとの向き合い方を明かしている。

セレーナ・ゴメスはこれまでも自身のメンタルヘルスの問題について語っており、2016年には、持病である自己免疫疾患の1種であるループス(全身性エリテマトーデス)が引き起こす「不安症、パニック障害、鬱」を理由に音楽活動を休止している。

今回、『ハーパーズ・バザー』とのインタヴューで、彼女は自身の健康を2018年の目標の中心としたいと明かしている。

2018年が去年より良い年になると思うかと訊かれると彼女は次のように語っている。「そうなると言いたいな。自分のためにそう信じているからね。私を知っている人はみんな、健康面が第一に来ると分かっているわ。私は鬱や不安症のことでたくさん問題を抱えてきたし、そのことでたくさん発言してきたわけだけど、いつか克服できるものだとは感じてはいないの。『かわいいドレスを着てる、もう大丈夫!』ってなるような日は来ないだろうし、これは残りの人生でずっと向き合っていかなきゃいけない闘いだと思ってる。それでいいのよ。だって、他の何よりも自分自身を大切にしていると分かっているからね。そんな思いで自分の1年のスタートを切ろうとしているの」

彼女は次のように続けている。「必ずや健康でいたいわ。それが上手くいけば、他もすべて丸く収まるはずよ」

2016年、セレーナ・ゴメスは自身の状態について次のように語っていた。「多くの方がご存知の通り、約1年ほど前、私はループスを患っていることを公表しました。この病気が人に与える影響は様々です。私はループスによって自身に不安症、パニック障害、鬱が引き起こされていることに気付きました。いずれも大変な症状です」

「私はこの先を見越して、自分自身の健康と幸せを維持することに集中したいと思い、その最善の方法はしばらくお休みを取ることだと決意しました。ファンの皆さんの協力に感謝しています。あなた方は私にとって特別な存在です。しかし、最高の自分であるために、すべてに全力を尽くしていくことを確実にするために、自身の病気に真正面から向き合う必要があるのです。このことを皆さんと共有することで、私は一人ではないと気付きました。他の皆さんも、それぞれ自分の問題に取り組めるように勇気付けられたならと思います」

セレーナ・ゴメスはネットフリックスのドラマ『13の理由』のプロデューサーも務めている。この番組は配信以来、生々しい自殺の描写や若者の鬱の問題の扱い方について大きな議論を巻き起こしている。原作はジェイ・アッシャー作の2007年の同名小説で、セレーナ・ゴメスがエグゼクティブ・プロデューサーを務め、17歳の女性ハンナ・ベイカーを主人公とした物語となっている。

物語はハンナ・ベイカーが自殺理由を語るカセットテープを残して命を絶つが、彼女の死と折り合いをつけようとしたクレイ・ジェンセンがテープを聴くという内容となっている。先日、このドラマを連続で視聴した娘がその後自殺したとして少女の父親が配信中止を求めている。

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