GETTY

Photo: GETTY

ヴァンパイア・ウィークエンドのシンガーであるエズラ・クーニグは、大きな期待が寄せられているバンドの4作目に元メンバーのロスタム・バトマングリが参加していると語っている。

2016年1月にロスタム・バトマングリはバンドを脱退しているが、エズラ・クーニグは来年のリリースが予定されている新作にロスタムが参加していることを認めている。

「これまでやってきたのとまったく同じやり方で曲に取り組んでいるんだ」とエズラ・クーニグは『エンタテインメント・ウィークリー』にロスタム・バトマングリの復帰について語っている。

「ものすごく昔に取り掛かり始めた曲があるからね」

エズラ・クーニグはニュー・アルバムにプロデューサーのアリエル・リヒトシェイドとの楽曲も収録されるとしており、彼の貢献は「大きな」ものだったと語っている。

「アリエルはこのアルバムの大きな部分を占めてるんだ。アルバムに取り掛かった最初の年はたくさんの曲を書いて、たくさんのデモを作って、面白かったんだけどさ。そうやって、たくさんのアイデアのコレクションを集めたんだけどね。でも、アリエルがハイムのアルバムを完成させて、最初のプロセスというのは、そうした有象無象から僕を抜け出させてくれたことだったんだ」

「ハイムのアルバムが完成して、僕と彼でもっと一貫した形で取り組めるようになってね。『そうだな、最終的には一貫性が必要だよね』って感じでね。そうやってアルバムのサウンドと雰囲気が決まっていったんだ」

アルバムのリリース日についてはまだ決まっていないものの、エズラ・クーニグは新作のサウンドが新たな「フォーク的」な方向性になるとしている。

「アイルランドのバラードにしても、昔ながらのカントリーにしても、僕の中にはずっとフォーク・ミュージックのシンプルなサウンドというのがあってね。僕はシンプルな曲が好きなんだ。(2016年9月に)アリエルとロサンゼルスのグリーク・シアターにケイシー・マスグレイヴスを観に行ったんだけどさ。僕が気に入ったのは、そこまで音が大きくないことだったんだ。その意味では間違いなく僕は怒りっぽい年寄りになったわけだけどさ。でも、すべての言葉が聴き取れたんだよ」

「音楽としてクリアで、彼女の声も本当にクリアだったんだ。僕はソングライターのアヴァンギャルドな詩的な歌詞を研究するのに時間を割くような、そんな人間だけどさ。最初のヴァースから、誰が歌っていて、誰に向けて歌っていて、その人たちはどんな状況にあるのか分かるのが素晴らしいと思うところがあるんだ」

広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ