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ビョークのマネージャーは、セクシャル・ハラスメントの訴えに対するラース・フォン・トリアー監督のコメントを受けて、ビョークを擁護している。

今月、ビョークは映画監督の性的な誘惑を断ったことで、「不当に扱われた」と主張していた。映画監督の実名は挙げなかったものの、映画監督の国籍がデンマーク人であることは明らかにしていた。

ビョークはラース・フォン・トリアーと2000年公開の『ダンサー・イン・ザ・ダーク』で仕事をしている。ラース・フォン・トリアーはビョークの主張を「事実ではない」と否定しており、続けて彼はビョークが彼の作品の中でも「最も素晴らしい演技をもたらしてくれた」と語っている。

ラース・フォン・トリアーの共同プロデューサーであるペーター・オールベック・イェンセンもビョークのコメントについて次のように語っている。「覚えている限り、僕らは被害者でした。あの女性は、ラース・フォン・トリアーや私、我々の会社を合わせても、それより強かったのです」

今回、ビョークのマネージャーであるデレク・バーケットはフェイスブックで声明を発表し、ラース・フォン・トリアーが「口頭でも肉体的な面でも失礼な虐待を」負わせたと非難している。

「私はビョークと30年以上にわたって仕事をしてきていますが、一緒に行ってきた仕事に関して独自の声明やインタヴューを出したことはありません」とデレク・バーケットは綴っている。「今回は違います」

「ラースと彼のプロデューサーであるペーターがビョークについて嘘を語ったことを読みました。そして、しっかりと語って、誤解を解かずにはいられないと思いました。30年以上の中で『ダンサー・イン・ザ・ダーク』のプロジェクトは彼女がコラボレーターと揉めた唯一無二のものです」と彼は続けている。

「これは監督が口頭でも肉体的な面でも失礼な虐待を続けたためです。それはビョークと私が止めるように要求しても続けられました。ビョークは出演者や関係者全員に対する敬意をもって映画をやり遂げました。ラース・フォン・トリアーとの仕事でのひどい体験に関して、ビョークを心から支持するからこそ公の場で述べずにはいらないと思ったのです。私は彼女の述べたことを110%支持します」

ラース・フォン・トリアーはこの主張に対してコメントを発表していない。

https://www.facebook.com/olirecords/posts/10155604089561125

ビョークは通算9作目となるニュー・アルバム『ユートピア』のリリースが控えている。

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