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フォスター・ザ・ピープルはラスベガス銃乱射事件を受けて“Pumped Up Kicks”を演奏しない決断をしている。

現地時間10月1日の22時30分頃にラスベガスで開催されていたカントリー音楽のフェスティバル「ルート91・ハーヴェスト・フェスティバル」では銃が乱射され、59人が亡くなり、多数が負傷するという、アメリカの現代史でも史上最悪の事件となっている。

フォスター・ザ・ピープルは現地時間10月2日にノース・キャロライナのシャーロットでライヴを行い、その際“Pumped Up Kicks”について言及している。『スピン』によると、フロントマンのマーク・フォスターは観客に次のように語ったという。「今夜は、“Pumped Up Kicks”を演奏するのは間違ってると感じたんだ。非礼になってしまうように思ったんだよ。たとえあの曲が銃による暴力と、それを止めることについての曲であってもね」

その代わり観客に「お互い毎日思いやること」を促して、フォスター・ザ・ピープルはジョン・レノンの“Love”をカヴァーしている。

“Pumped Up Kicks”は主人公のロバートが同級生を撃つのを想像するという曲となっている。フォスター・ザ・ピープルは以前この曲について「暴力を許容するものでは絶対にない」と語っている。「まったく真逆だよ」と彼らは2011年『USAトゥデイ』紙に語っている。「この曲は無視すべきでないことについて子供と話し合うときに素晴らしいプラットフォームになってくれるよ。愛のある方法で話し合いするためのね」

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