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ザ・キラーズのドラマーであるロニー・ヴァヌッチィはデッドマウスのパフォーマンスを観た際にMDMAを試した時のことを語っている。

ザ・キラーズは9月22日にニュー・アルバム『ワンダフル・ワンダフル』をリリースしており、『NME』の表紙を飾っている。

ロニー・ヴァヌッチィは『スピン』によるインタヴューで、プロデューサー兼DJであるエロル・アルカンとの新作での共同作業について語り、彼について「アヴィーチーとかよりクールだった」と語っている。ロニー・ヴァヌッチィは次のように続けている。「自分はDJカルチャーがすごくイケてるものだとは思わないんだよね。まあいくつかイイものはあるけどさ。でも、やっぱりそれの大半はダメでね。よくないんだよね」

しかし、ロニー・ヴァヌッチィはかつてデッドマウスの公演を楽しんだことがあると認めている。「以前、アルゼンチンのブエノスアイレスにいた時なんだけどさ、デッドマウスを観たんだ」と彼は説明している。「メチャクチャ酷い態度で、まったく期待しないでそこに行ったんだけどね。楽しかったよ。すごい経験だった。素晴らしかったんだ。自分の趣味じゃないけど、自分の父親も来ててね。大勢の南米出身のモデルたちに取り囲まれてさ。すべてが素晴らしかったよ」

「全部を説明しなくちゃいけないと思うんだけど、その時はロンがMDMAを初めて試した時だったんだよ」とフロントマンであるブランドン・フラワーズは続け、それに対してロニー・ヴァヌッチィは次のように応じている。「それで気に入っちゃったんだよ」

『NME』でのインタヴューではニュー・アルバムに取り掛かるのに先立ってバンドでグループ・カウンセリング・セッションに参加していたことを明かしている。

ブランドン・フラワーズは「薄氷を踏むような思いだった」と認め、「いくつかのカウンセリング・セッションに参加してたんだ」と語っている。

「基本的にはコミュニケーション上でのことだったよ」とロニー・ヴァヌッチィは自身らの問題を説明している。「俺たちはコミュニケーションを取りたがらなくて、コミュニケーションの取り方やコミュニケーションの段取りが分からない4人の男たちだったんだよ。俺たちにはレッスンが必要だった。それは健全なことだと思う。解散の危機はいくつもあったし、雰囲気をよくしなければならなかったんだ。冗談がしこりのようになり始めて、それが巨大になっていくっていうね。それから被害妄想も酷くなってすべての物事を曲解するようになったんだ」

「それ(グループ・カウンセリング)はそういったクソなことから切り離してくれたんだ」とロニー・ヴァヌッチィは続けている。「ツアーではあまり事を荒立てたくはなくてさ。6週間のツアーがあったとして何か起こったことをそのままにするんじゃなくて、その時々でマジになって向き合うかどうかってことを学んだんだ」

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