リンキン・パークのフロントマンであるチェスター・ベニントンの妻のタリンダ・ベニントンは、彼が亡くなる数日前に撮影された写真を公開しており、鬱と自殺について厳しく警告している。
チェスター・ベニントンはカリフォルニアの自宅で現地時間7月20日に亡くなっており、彼の死はロック界に衝撃を与えている。享年41歳だった。
フー・ファイターズのデイヴ・グロールやスリップノットのクラウンことショーン・クラハンは、彼の死を受けて、鬱について見識や理解をもっと深めるよう促すための意見を述べているが、同様にダリンダ・ベニントンも自身の意見を述べている。
休日に家族で出かけた際に撮った少し前の写真を彼女は投稿しており、次のように綴っている。「これは、私の夫が自らの人生を終える数日前のものです。この時も自殺願望はありました。けれど、決して分からないものなのです」
This was days b4 my husband took his own life.Suicidal thoughts were there,but you'd. Never kmow. #fuckdepression pic.twitter.com/2IPXxXJxmT
— Talinda Bennington (@TalindaB) September 7, 2017
タリンダ・ベニントンは彼の死後、米『ローリング・ストーン』誌に次のように語っている。「1週間前、私は魂の友を失い、子どもたちは彼らのヒーローである、その父親を亡くしました。私たちは御伽噺のような人生を送ってきましたが、今では痛々しいシェイクスピアの悲劇のようになっています。どうやって進んでいけばいいのでしょう? この閉ざされた心をどのように持ち直していけばいいのでしょう?」
「彼は天使の声を持つ、輝かしき愛されている魂の持ち主でした」と彼女は続けている。「彼は今となっては痛みから解き放たれました。そして、私たち全員の心の中で歌を歌ってくれています」
「神のご加護と共に痛みにある我々がお互い助け合うようにならんことを。チェスターは我々にも自分と同じことをしてほしくはないと思っています。安らかに。愛を」
リンキン・パークは亡くなったフロントマンのチェスター・ベニントンを追悼するための特設サイトも開設している。
特設サイトは自殺防止ホットラインの連絡先が冒頭に掲載されており、「#RIPCHESTER」のハッシュタグで投稿されたユーザーからの投稿が表示される仕組みとなっている。
http://chester.linkinpark.com/
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