ニッケルバックのファンは嫌われることの多いバンドについて好きな理由を語っている。
フロントマンのチャド・クルーガーを擁するニッケルバックは長く嘲笑の対象とされてきており、米軍は指令所でバンドの音源をかけることを禁止したほか、アーノルド・シュワルツェネッガーはアメリカ合衆国議会について「ニッケルバックやヘルペスよりも人気がない」と語っている。
しかし、バンドにはファンがいることが全世界5000万枚というセールスによって証明されている。カナダ版「ノイジー」に対してバンドのファンはなぜニッケルバックを好きなのかについて語っている。
あるファンはバンドについて「超ヤバい」と語り、別のファンは「(チャドは)ただ単に歌っているだけじゃないわけでね」と語っている。他にも年上の家族を通してファンになったと語っているほか、二人の女性はニッケルバックを通して友人になったことを思い返している。
ファンは「自身のニッケルバック」、軽蔑するバンドやアーティストを訊かれて、ワン・ダイレクション、フューチャー、ミーゴスといったアーティストを挙げており、セオリー・オブ・ア・デッドマンを挙げたファンは「ニッケルバックだったら簡単にノックアウトできるよ。ニッケルバックは唯一無二なんだ。あのレベルには到達できないね」と語っている。
なお、ファーザー・ジョン・ミスティーは以前のインタヴューでニッケルバックを擁護している。
「俺はニッケルバックにつくね、OK?」とジョシュ・ティルマンは語っている。「“How You Remind Me”、あれはムチャクチャ素晴らしい曲だよ。聴いたことあるかい? 素晴らしいね」
楽曲の魅力について訊かれると彼は次のように答えている。「分かんないけどさ。これはインターネットとかソーシャル・メディアのせいの問題だね。自分が好きなものについて、何が好きかを言えないんだよ。何かが好きだとしても、すごく知的なものであるべきっていうね。でも、俺はニッケルバックに乗るよ。公にしてくれていい。『ファーザー・ジョン・ミスティー、私はニッケルバックに乗るよ』ってね」
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