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ワン・ダイレクションのプロデューサーであり、ソングライターでもあるジュリアン・ブネッタは、来たる通算5作目のニュー・アルバムについて活動休止前の最後の作品になることを知った上で4人によってレコーディングされたと発言している。

この週末に『ザ・サン』紙は、ワン・ダイレクションが今月の初めにロンドンで差し迫った話し合いを行い、来年3月をもって活動を休止すると報じている。記事によればハリー・スタイルズ、ルイ・トムリンソン、ナイル・ホーラン、リアム・ペインの4人によるワン・ダイレクションは、ソロ・プロジェクトに集中するため、長期間に及ぶ活動休止に全員で合意したという。

ナイル・ホーランとルイ・トムリンソンは完全に解散してしまうわけではないことを明らかにした上で、休止することについても認めている。

米『ビルボード』誌のインタヴューでジュリアン・ブネッタは、アルバムの制作について語り、不安定な空気のなかレコーディングが行われたことを明かしている。

「『よし、俺たちは休みを取るぞ。休みの間は世界中でなんでもできるぞ』って言うような感じがあったんだ」と彼は語っている。「どこか不安定な感じがあって、初めてのことだったんだよね。彼らが16歳の頃からやってるけど、綿密に計画されてないのも初めてだったしね。できる限り最高のアルバムを作るんだっていうヴァイブは間違いなくあったけど、次のアルバムを作ることになるまではこれが最後になるってことを知ってたんだ。もし、次のアルバムを作ることになったらだけどね」

ゼイン・マリクは5ヶ月前にワン・ダイレクションを脱退しており、その際に「普通の22歳に戻って、リラックスしたり、スポットライトの当たらないところでプライヴェートな時間を過ごしたい」という声明を発表していた。しかしながら、ゼイン・マリクはソロ・キャリアを計画していることを明らかにし、「本当の音楽」を作りたいとしている。

ゼインの脱退後、初の4人によるアーティスト写真はボディ・ランゲージの専門家によれば、グループの不和を示しているという。

アルバムはどんな内容になっているかについてブネッタは、「ゼインじゃない他のメンバーが参加していない曲もあるんだ。不安定な状態で、将来が分からないことについて歌った曲もある。恋愛について歌った曲もあれば、少しセクシャルな部分に踏み込んだ曲もある。要は、あらゆる内容があるってことだよね」

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