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エド・シーランを初めとした有名人たちが、下院議員のジョー・コックスが悲劇的な形で殺害されてから1周忌となるのを受けてビデオ・コメントに協力している。

ビデオは6月16日から18日にわたって次の週末にイギリス全土で開催される、UKの結束と連帯を呼びかけるイベント「ザ・グレート・ゲット・トゥギャザー」を告知するものとなっている。

イベントを告知するためにエド・シーラン、コメディアンのスティーヴン・フライ、テニス選手のアンディー・マレー、俳優のビル・ナイらがビデオに出演しており、映像のなかでイギリスを一つに結びつけるものを挙げている。エド・シーランは「フィッシュ&チップス」を挙げて、「この映像をシェアして、みんなが考えたものを教えてくれ」とメッセージを送っている。

映像の中でエド・シーランは次のようにも語っている。「この国を一つにするものは僕らを引き裂くものとも言える。でも、そうしたものが僕らを本当に強くしてくれるんだ」

映像はこちらから。

「ザ・グレート・ゲット・トゥギャザーは昨年の6月16日に殺害されたジョー・コックスに触発されたものです」と声明には記されている。分断を助長する政治を拒否し、私たちのコミュニティを純粋に一つにして、そうした私たちを結びつけるものをすべて祝福したいという人々の機運があると考えています。これは私たちにとってチャンスなのです」

「首相は新年の挨拶でジョー・コックスの死について触れて次のように言いました。2017年は前進して、『過去にないほど団結する』機会なのだと。ジョーの遺族と友人たちがこの取り組みを思いつき、毎年開催されているザ・ビッグ・ランチも私たちに協力してくれます。100以上の団体が私たちを支持してくれています」

声明は次のように続いている。「この週末はジョー・コックスのインスピレーションを受けたものです。でも、様々な理由でみなさんが参加してくれることを期待しています」

二児の母親でもあったジョー・コックスは昨年の6月16日にナイフを持った単独犯に刺されて殺害されている。6月16日から18日にわたってイギリス全土で開催される10万を超えるイベントが開催される見込みで、そこで彼女は追悼されるという。

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