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スリップノットとストーン・サワーのボーカリストとして知られるコリィ・テイラーが自身の辛い過去を語っており、その中で10歳の時に性的虐待の被害を受けていたことを明らかにしている。

セラピーを記録する番組に出演したコリィ・テイラーは医師のシリ・サット・サム・シンを相手に自身の辛い幼少時代について語っている。「ラウドワイヤー」によれば、番組では家庭内暴力、薬物乱用、貧困、自殺、レイプといったデリケートな問題について語っているという。

「当時、俺が暮らしていたとこでは、何度も引っ越しをしたから、急いで友人を作らなきゃならなかったんだ」と彼は語っている。「それで一緒に遊んだり、つるんだりする奴がたった1人しかいなかったんだ。16歳だったんだけどね。彼は音楽をやるのに家によく呼んでくれたんだけど、ある日、違うことが起こったんだよ」

「長い間、このことは誰にも話さなかった。彼は俺だけじゃなく俺の母親も傷つけると脅してきたからさ」と彼は続けている。「彼は結局自分の家を燃やしたんだ。その夜のうちに一家はいなくなった。なんかクレイジーだったよ。俺は安全だと感じるまでに時間がかかった。誰にも言わなかったよ。確か18歳になるときまで。その時までには、俺はいわばはみ出し者の仲間を見つけていたんだ」

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コリィ・テイラーは父親としての現在の自身の立場について思いを馳せて番組を締めくくっている。「俺がずっとなりたかった唯一の存在が父親なんだ」と彼は語っている。「子供たちには、俺が経験してきたことを絶対経験させたくないんだ。つまり俺にとっては、最初から大学進学の学費を準備しておくことがとても重要なんだ。税金が支払われ、衣服を買ってもらい、料理も作ってもらえること。すべてがね……強固な基盤となるんだ。あいつらは何も心配することはない。守られているからね」

コリィ・テイラーはストーン・サワーで9月に来日公演を行うことが決定している。

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