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ケイティ・ペリーは現地時間5月25日に行われた小規模なロンドンでの公演で、マンチェスターの爆発事件の被害者に追悼の意を表明している。

現地時間5月22日にアリアナ・グランデのコンサートを襲ったこのテロはマンチェスター・アリーナのロビーで爆発が起きて、22名が亡くなり、59名が負傷している。爆発時は多くの観客が会場を後にするところで、多くの子供もそのなかには含まれていた。爆弾犯は現場で自家製の爆弾によって死亡しており、容疑者はマンチェスター出身のリビア系のサルマン・ラマダン・アベディであると判明している。イスラム国は犯行声明を出している。

ロンドンの小さな会場、ウォーター・ラッツでライヴを行ったケイティ・ペリーは、ライヴ中に観客に向けて涙ながらに次のように呼びかけている。「音楽はすごくパワフルよね。今週は本当につらかったわ。最悪だった。みんなもつらかったわよね。わかってる。つらかったのは私たちみんなが音楽が大好きだからよ。みんな同じ音楽を聴いているの。それについて考えてみると、『(犠牲になったのは)自分の友達であり、シスターであり、ブラザーであり、従兄弟であり、音楽を愛したその人』ってことなんだと思うの。ひどいことよね。ひどいわ」

彼女は次のように続けている。「手助けするのにできることは何でもすべきよ。何もできないというなら、それでも構わない。でも、すべきことは敵に勝たせないということよ。私たちから奪い取ることなんて絶対にできないのよ。絶対にね」

ケイティ・ペリーは新曲を演奏する前に黙祷を捧げている。その時の模様はこちらから。

https://twitter.com/CapitalOfficial/status/867847872976433153

マンチェスターのテロ事件を受けて、犠牲者とその家族に50万ポンド(7200万円)以上の寄付が集まっている。

音楽界からも多くの追悼の声が寄せられており、マンチェスター出身のノエル・ギャラガーやジョニー・マーをはじめ、テイラー・スウィフトリアム・ギャラガー、ボノ、ハリー・スタイルズらも追悼の意を表明している。

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