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現地時間5月22日にアリアナ・グランデのマンチェスター公演でテロと見られている襲撃で22名が亡くなったのを受けて、アメリカのドナルド・トランプ大統領は声明を発表している。

マンチェスター・アリーナのロビーで起こった爆発によって22名が亡くなっているほか、59名が負傷している。これらの犠牲者の中には10代や子供もいるものと見られている。

ドナルド・トランプ大統領は訪問中のベツレヘムで行った会見で次のように述べている。

「テロリストの襲撃によってひどい怪我を追った方々、多くの殺害された方々、御家族――多くの犠牲者の御家族に心から哀悼の意を表します。

我々は揺るぎない結束の中、イギリスの人々と共にあります。自らの人生を謳歌していた、若くて、美しく、無垢な人々が人生における邪悪な負け犬に殺害されました。私は彼らのことをモンスターとは呼びません。なぜなら、彼はそうした言葉を好むからです。素晴らしい呼び名だと思うでしょう。今後、彼らについては負け犬と呼びます。なぜなら、その通りだからです。彼らは負け犬です。今後もさらに現れるのでしょう。でも、彼らは負け犬なのです。それは覚えておいてほしいのです。

我々の社会はこのような虐殺が続くことを容認することなどできません。これ以上、罪なき人々の虐殺を許しておくわけにはいかないのです。そして、今日の襲撃では、罪なき子供が多く殺害されました。テロリストや過激派、そしてそうした人々を援助する人々は我々の社会から駆逐されなければならないのです。

こうした非道のイデオロギーは殲滅しなければなりませんし、完全になくさなければならないのです。そして、罪なき人生が守られるべきです。あらゆる文明国は市民が安全と平和の中で暮らすことのできる神聖な権利と人権を守ることに参加しなければなりません」

事件はテロによる襲撃と見られており、アリアナ・グランデは今回の爆発の犠牲者に敬意を表して、「傷ついています。心の底から本当に、本当に残念に思っています。言葉がありません」とツイートしている。

事件を受けて音楽界からも多くの追悼の声が寄せられており、マンチェスター出身のリアム・ギャラガー、ジョニー・マー、リアム・フレイ、ゲイリー・バーロウらも追悼を表明している。

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