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リンキン・パークのチェスター・ベニントンはバンドのサウンドの変化をめぐる議論について自身の思いを語り、常に『ハイブリッド・セオリー』と比較されることへの苛立ちを露わにし、2000年発表のデビュー・アルバムからみんな、先に進むべきだと語っている。

リンキン・パークは5月19日に2014年発表の『ザ・ハンティング・パーティー』以来となる通算7作目のニュー・アルバム『ワン・モア・ライト』の発売を控えており、新作にはプシャ・Tやストームジーがゲストとして参加している。

『ワン・モア・ライト』のリリースを前にチェスター・ベニントンは、キアーラをフィーチャーしたリード・シングルの“Heavy”でよりポップな領域を追求したことに言及し、「セル・アウト」と批判されていることに対して自身の考えを述べている。

「『セル・アウトと言う人についてどう思うか』って訊かれるんだけどさ、気にしないね」と『ミュージック・ウィーク』誌に彼は語っている。「新作の音楽を気に入ってくれたら、素晴らしいことだし、気に入らないというなら、それも君の意見でさ。素晴らしいよ。でも、僕らのやってることが、商業的だったり金銭的な理由でやっていて、あるフォーマットで成功を収めようとしてると言うなら、君の顔を串刺しにするね」と彼は笑っている。

『ハイブリッド・セオリー』のサウンドから進化しようとするバンドの情熱についてチェスター・ベニントンは次のようにコメントしている。「『ハイブリッド・セオリー』を作った時、俺が一番年上だけど、まだ20代前半だったからね。だから、なんでいまだに『ハイブリッド・セオリー』の話をしてるんだろと思っちゃうんだよね。ひどく前のことだからね。あれは素晴らしいアルバムだよ。俺たちも大好きだ。でも、先に進まなきゃ。分かるだろ?」

リンキン・パークは先日、ブリンク182とアメリカで2公演のスタジアム公演を行うことが発表されている。

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