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レディオヘッドのギタリストであるジョニー・グリーンウッドは、現地時間4月19日に行われた全米ツアーの公演で機材トラブルに見舞われたトム・ヨークにちょっとしたいたずらを仕掛けている。

レディオヘッドは現地時間4月18日、カリフォルニア州バークレーのグリーク・シアターで公演を行っている。トム・ヨークは“Give Up the Ghost”のパフォーマンスの際に機材トラブルに気が付き、「Oh, shit(チクショウ)」とマイクに向かってつぶやいている。

ジョニー・グリーンウッドはそこで機転を利かせ、録音されていたトム・ヨークのつぶやきををループで流すことで、観客から喝采を浴びている。

ファンが撮影した映像はこちらから。

レディオヘッドは先日、ヘッドライナーとして出演したコーチェラ・フェスティバルでも機材トラブルに見舞われている。3曲目のパフォーマンスが始まると、音響が不安定になり始め、しまいには音が完全に聴こえなくなる事態に見舞われている。当初、バンドは機材トラブルを把握していなかったものの、スタッフがトム・ヨークに事態を伝え、バンドは一度ステージを後にしている。

機材トラブルはストリーミング中継にも影響しており、中継の音声が中断してしまうなどしていた。トム・ヨークは機材トラブルに気が付くと、「また、忌々しいエイリアンの野郎だよ」とジョークを飛ばしている。

機材トラブルの影響を主に受けたのは『ア・ムーン・シェイプト・プール』の楽曲“15 Steps”と“Full Stop”で、2曲のパフォーマンス中は度々音声が途切れるなどしていた。

一度はステージに戻ったレディオヘッドだが、7曲目の“Let Down”のパフォーマンスが終盤に差し掛かるところで再び機材トラブルに見舞われ、再度ステージを降りる事態に見舞われている。

レディオヘッドは現地時間4月21日、全米ツアーの締め括りとして2週目のコーチェラ・フェスティバルにヘッドライナーとして出演する。レディオヘッドは、その後6~7月にかけて、グラストンベリー・フェスティバルやスコットランドのTRNSMTでのヘッドライナーを含む、一連のヨーロッパのフェスティバルに出演する予定となっている。

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