元パール・ジャムのドラマーであるデイヴ・アブラジーズは、ロックの殿堂の式典に招待されることはなかったと語っている。
現地時間4月7日にブルックリンのバークレイ・センターで行われた式典でパール・ジャムはデイヴィッド・レターマンを紹介役にロックの殿堂入りを果たしている。
結成メンバーのデイヴ・クルーセンと現ドラマーのマット・キャメロンは、フロントマンのエディ・ヴェダー、ベーシストのジェフ・アメン、ギタリストのストーン・ゴッサードとマイク・マクレディと共に、正式にロックの殿堂に招待されている。
しかし、マット・チェンバレン、デイヴ・アブラジーズ、ジャック・アイアンズの3人のドラマーは正式にロックの殿堂に招待されておらず、デイヴ・アブラジーズは『テン』のツアーを行っていた1991年から1994年発表の『ヴァイタロジー』のレコーディングまで在籍していた。
デイヴ・アブラジーズはその上でバンド・メンバーに「然るべきこと」をしてくれるよう呼び掛け、その結果、バンドはロックの殿堂の式典にこれまで在籍した5人のドラマー全員をその場に迎えることを発表している。しかし、今回、デイヴ・アブラジーズは自分は招待されたなかったと主張している。
フェイスブックへの新たな投稿の中で、デイヴ・アブラジーズは「バンドやロックの殿堂側が俺を招待したり、連絡をとってくることはなかったんだ」と述べ、次のように続けている。「バンドにとって俺をマット・チェンバレンとデイヴ・クルーセンと同じように光を当てるのは侮辱することだったんだろうね」
「バンドにいたありとあらゆる瞬間、俺はこのバンドにすべてを捧げたんだ。金のために演奏したことはなかったよ。バンドの期待を裏切ることもなかった。音楽も裏切ったこともなければ、ファンを失望させたこともなかった、一度だってね。だから、俺がいまだにこんなに争点になっているんだろうね」
「俺たち、パール・ジャムというバンドとオリジナルのクルーはロックの殿堂入りを果たして、敬意を表されるに値するよ。すべてを見事にやってみせた旧友を誇りに思う。誰か言ったのかどうかは知らないけど、君たちを受け入れるし、ありがとうと思ってる」と彼は述べ、次のように続けている。「パール・ジャムを軽蔑してるわけじゃないことははっきりさせないとね。これはマネージメントか、ロックの殿堂の協会に今いる誰かのせいなんだ」
パール・ジャムはロックの殿堂の式典で、“Alive”、“Given To Fly”、“Better Man”の3曲を披露し、“Alive”では初代ドラマーのデイヴ・クルーセンがドラムを担当している。
また、ベーシストのジェフ・アメンはまだロックの殿堂入りを果たしていない偉大なバンドを列記したTシャツでロックの殿堂の式典に参加しており、バンドのインスタグラムでそのTシャツの画像を公開している。
u2h2OVuIf/gWUFyy8OWEpdyZSa3aVCqpVoVvzZZ2VTnn2wU8qzVjDDetO90GSy9mVLqtgYSy231MxrY6I2gGqjrTY0L8fxCxfCBbhWrsYYAAAAAElFTkSuQmCC); display:block; height:44px; margin:0 auto -44px; position:relative; top:-22px; width:44px;”>
広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.