Photo : Primal Scream

プライマル・スクリームのフロントマンであるボビー・ギレスピーが6月20日にロンドンの中心部で開催された緊縮政策反対のデモに参加していたことが明らかになっている。デモには10万人以上の人が参加することとなった。

バンドのフェイスブックにボビー・ギレスピーはこの日の体験について綴っていて、デモは「高潔なエネルギーに満ちてい」たとし、「これだけたくさんの人が国を統治し支配する金目当ての豚どもに反旗を翻すのを見ることができて」嬉しかったとしている。

全文は以下の通り。
「昨日は25万人の人と共に緊縮政策反対のデモに参加してロンドンの通りを歩いたんだけど、素晴らしい体験だったよ。地下鉄の『Bank』駅の階段を上って、デモの中心地であるロンバード・ストリートとスレッドニードル・ストリートの交差点に向かったんだ。イングランド銀行の目の前だよ。空気が高潔なエネルギーに満ちていてさ、鳥肌が立ったよ。あらゆる種類と年代の人々がたくさんいてさ……本当にたくさんの若い人がいて、すごく刺激されたよね。あの壊滅的な選挙の結果の後で、これだけたくさんの人が国を統治し支配する金目当ての豚どもに反旗を翻すのを見ることができて最高だったな。人民による抵抗の、物事をよくしていくための反抗の狼煙の始まりでしかないことを願うよ。未来を祝して乾杯!ボビーx」

シャルロット・チャーチとラッセル・ブランドも、政府による歳出カットと緊縮財政に反対する今回のデモに参加していた。『ガーティアン』紙が報じたところによれば、デモには7万人から15万人の人々が参加したという。グラスゴーのジョージ・スクウェアにも数千人が集まったほか、リバプールやブリストルといった他の都市でも更に小さなデモが行われていたという。

スーパー・ファーリー・アニマルズのグリフ・リーズは、シャルロット・チャーチと群衆を支持するツイートをつぶやいている。デモの後、シャルロット・チャーチはその場にいられたことがどれだけ誇らしかったか、つぶやいている。ラッセル・ブランドも当日の写真をツイッターに投稿している。これらのツイートは以下の通り。

プライマル・スクリームは次の新作でスカイ・フェレイラと作業していることが明らかになっている。フェレイラはバンドとの作業について「彼らと一緒にやるのが好きなのはプレッシャーがまったくないからなのね」と語っている。

「他の誰かが関わってくるようなこともないしね。私たちはただ部屋に座って曲を書くだけなの。プレッシャーなんかないわ。ボビーと話すのも本当に楽しいし。ジーザス・アンド・メアリー・チェインはわたしの最も好きなバンドの一つだしね。だから最初はちょっと緊張したんだけど、誰かに会うって素晴らしいし、いろんな期待を胸に会っても失望させられるなんてことないしね」

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