元ダーティー・プロジェクターズのメンバーであるアンバー・コフマンはバンドを脱退した経緯について声明を発表している。
アンバー・コフマンは先日ソロ・シングル“All to Myself”を公開しており、コロンビア・レコーズからソロ・アルバム『シティ・オブ・ノー・リプライ』をリリースする予定となっている。
今回、アンバー・コフマンは「ステレオガム」を通して、声明を発表し、ダーティー・プロジェクターズのデイヴ・ロングストレスとの破局にも言及して、経緯を説明している。
全文訳は以下の通り。
「デイヴと私は2012年の夏に6年の交際を経て破局したの。長く続いた喧々諤々の時期を経て、今後の可能性を残しておくために、なんとか仲を繕って、2014年に試しに私の楽曲に一緒に取り組んでみることにしたわ。最終的に彼にもプロデューサーとしてより素晴らしいキャパシティをもたらすことになったし、彼もロサンゼルスに移ったので、新しく作ったスタジオで2015年に私のアルバムをレコーディングしたの。すべてはかなり順調に進んだんだけど、アルバムが完成する頃に事態は不幸にも悪化して、そこから話すことはなくなってしまったの。
バンドを離れるつもりはなかったし、デイヴとの友人関係を終わらせたいとも思っていなかった。去年の9月にアルバムのプランやその内容、タイミング、バンド名の使用といったことを知った時は驚きだったわ。もうこれ以上、ダーティー・プロジェクターズに参加できないことは損失だとも考えた。でも、最終的には離れることが自分にとって健全な選択だったの。
私が作ったアルバムには誇りを持ってるし、みんなには思うがままに聴いてほしい。世に出すまでだいぶ待つことになったけど、楽しみにしてるわ」
“All to Myself”の音源はこちらから。
ダーティー・プロジェクターズはデイヴ・ロングストレスのソロ・プロジェクトとなり、今年2月にセルフ・タイトルの最新作『ダーティー・プロジェクターズ』をリリースしている。
アルバムのダウンロードとストリーミングはこちらから。
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