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プリンスの妹であるタイカ・ネルソンは、プリンスが自身が死ぬことを勘付いていたと語っている。

プリンスは昨年4月21日に不慮のオーヴァードーズによりミネソタ州にある自宅で亡くなっている。

しかし、タイカ・ネルソンはプリンスが死に備えていたと考えているという。

「3年くらい前に彼が電話してきたの……彼はこう言ったわ。『今までやってきたこともすべてやり終えたと思うんだ』ってね」と彼女はABCの今後放送予定の番組「ピープル・アイコンズ:ゴーン・トゥー・スーン」に対して語っている。同番組は亡くなったスターの人生を振り返るものとなっている。

「私の父やプリンスって、いつもこういう感じの謎めいた口調で話したの……彼は知ってたのよ。そして、彼は私に準備させてたの。すごくはっきりしてるわ……彼が逝かなきゃならなかったのは。彼は疲れていたの。泣く代わりに踊ってたの。彼は私が泣くのが好きじゃなかったし、私も泣いてほしくなんてなかったから」

タイカ・ネルソンは、亡くなる前にプリンスを最後に見たのはペイズリー・パークの自宅でだったとも語っている。

「最後に彼と会った日も私たちは冗談を言い合ってたの」と彼女は語っている。「私たちは3度もハグしたわ」

一方、プリンスの元妻であるマイテ・ガルシアは、自身の回想録『ザ・モスト・ビューティフル:マイ・ライフ・ウィズ・プリンス(原題)』の中でプリンスとの間の息子の死について言及している。

歌手/ダンサーのマイテ・ガルシアはプリンスと1996年から1999年の4年間、結婚していた。

「彼がそれから立ち直れたとは思えないわ」と『ピープル』誌にマイテ・ガルシアは語っている。「誰にも乗り越えることなんてできないと思うの。私自身もそうだった」

二人の子供はファイファー症候群2型という希少な遺伝的障害を抱えて産まれ、1996年に生後6日で亡くなっている。

一方、ワーナー・ブラザースは、プリンスの『パープル・レイン』のリマスター盤に加えて、ペイズリー・パークに保管されていた未発表音源から2枚のアルバムに相当する音源をリリースすると発表している。

また、その他に二つのライヴ映像作品がリリースされることも発表されており、全作品が6月9日にリリースされるという。

先月より、プリンスの過去のバック・カタログの音源はスポティファイなどのストリーミング・サービスで配信されている。2年近く、プリンスのバック・カタログの音源はタイダルのみで利用が可能となっていた。しかし、現地時間2月12日に開催されたグラミー賞授賞式を記念して、その独占契約が終了している。

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