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マドンナは国際女性デーを受けて『ハー・ストーリー』と題したショート・フィルムを公開している。

マドンナは独『ヴォーグ』誌のためにフォトグラファー/映像監督のルイージ&イアンゴとのコラボレーションによって12分の作品を制作している。

先日の「女性のマーチ」のスピーチで冒頭に語った「愛の革命へようこそ。女性としてこの独裁政治の新しい時代を受け入れることを拒否するための活動へ、ようこそ。この時代では、女性だけでなく、すべての社会の周縁にいる人々がユニークに人と違う存在でいることが本当に犯罪と考えられてしまうかもしれない」という言葉をナレーションに使っている。

ショート・フィルムは8章で構成されており、断固としたフェミニズムのメッセージを含んだものになっている。映像はヒラリー・クリントンによる「women’s rights are human rights(女性の権利は人権である)」だけでなく、チチマンダ・ンゴズィ・アディーチェの有名なスローガン「we should all be feminists(私たちは皆フェミニストであるべき)」も引用している。

ショート・フィルム『ハー・ストーリー』はこちらから。

マドンナはここ数年、何度も女性の権利を擁護する発言を行ってきている。昨年12月に彼女は米『ビルボード』誌による「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」を受賞し、自身がキャリアの中で打ち勝ってきた闘いについて思い返すフランクで感動的なスピーチを行っている。

マドンナは今後は女性同士がより結びつくように訴えかけている。「女性として私たちは自身の価値を認めてあげなくちゃいけないし、お互いの価値を認めてあげなくちゃいけない。強い女性の味方となって、手を結び、学び合い、協力して、刺激を与え合い、支え合い、啓発していかなくちゃならないのよ」

マドンナはまた、1月にワシントンD.C.の「女性のマーチ」で力強いスピーチを行っているが、ドナルド・トランプは彼女について「ウンザリ」だとしている。

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