セックス・ピストルズのフロントマンとして知られ、生涯を通してのアーセナル・ファンのジョン・ライドンはアーセナルのアーセン・ベンゲル監督に対して辞任するよう迫っている。
ジョン・ライドンはロンドン北部のフィンズベリー・パーク出身で、アーセナルの本拠地であるエミレーツ・スタジアムやかつて本拠地だったハイベリー・スタジアムがその近くにはある。
「ギグワイズ」にジョン・ライドンはのベンゲル監督について以下のように語っている。「あまりにも長くアーセナルの監督を務めているから彼を辞めさせる方法はなさそうだよな。彼はクラブの組織に深く入り込んで定着してしまったから、追い出すことは不可能な感じだからね」
「彼で続けるなら降格のほうがマシだよ」と彼は続けている。「凡庸だし、俺たちファンにとってフェアじゃないよね。俺はずっとアーセナル・ファンで、俺の意見としては監督っていうのは就任して去るものだからね。多くの金を要求するスーパースター選手と同じようにね。あいつら、最悪だよな。覚えとけ。これはゲームだ。でも、ゲームは楽しくなくちゃ。ここ数年はそれを見失っている気がするよ」
ベンゲル監督は欧州チャンピオンズ・リーグでバイエルン・ミュンヘンに対して2試合の合計スコアで2対10で大敗したことを受けて多くの批判を受けている。
ジョン・ライドンは先日、ニルヴァーナが『ネヴァーマインド』というアルバム・タイトルをセックス・ピストルズから借用したと見られる件について許すと語っている。
「ピッチフォーク」に対してジョン・ライドンは、ニルヴァーナが1977発表のセックス・ピストルズの名作『勝手にしやがれ!(Never Mind the Bollocks, Here’s the Sex Pistols)』のタイトルが1991年発表の革命的アルバム『ネヴァーマインド』に借用されたと考えていることを示唆している。
ジョン・ライドンは次のように語っている。「『ネヴァーマインド』というあのアルバム・タイトルにすごくムカついたのを覚えてるよ。『ネヴァーマインド』だって? ボロックス(くだらないこと)はなくなったのかよ?ってね。俺はそこで線を引いたんだ。おそらくすごい鋭さでね」
彼は続けてニルヴァーナの偉大さが今は分かると続けている。「“Smells Like Teen Spirit”は全時代を通して最も偉大なポップ・ミュージックの一つだよな。あの曲は俺の魂にしっかりと息づいてるよ。だから、彼らのことは許してる。ほとんどのバンドが完璧な1曲なんて持つことができないんだ。時々、そんな曲があるんだよ」
ジョン・ライドンはカート・コバーンの死について予感を感じていたことも示唆している。「“Heart-Shaped Box”でちょっと自暴自棄なサウンドが始まっててさ。そうなる感じがしてたんだ」
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