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メタリカは現地時間3月5日にメキシコ・シティで行った公演でイギー・ポップと共演している。

メタリカとイギー・ポップはザ・ストゥージズの1969年発表の楽曲“T.V. Eye”のカヴァーを披露している。

「メタリカとしては、ここにやって来て俺たちと歌ってくれる人物に対してすごく尊敬の念を抱いてるんだ。メキシコ・シティの公演でこんなことができることに感謝してるよ」とメタリカのジェイムズ・ヘットフィールドは観客に向かって語っている。「ミスター・イギー・ポップに対するみんなのリスペクトと愛も見せてくれないか」

共演の模様はこちらから。

メタリカのラーズ・ウルリッヒは先日、グラミー賞授賞式で行ったレディー・ガガとのコラボレーションが実現した経緯について語っている。

第59回グラミー賞授賞式において、メタリカとレディー・ガガはコラボレーションによるパフォーマンスを行い、メタリカの最新作『ハードワイアード…トゥ・セルフディストラクト』より“Moth Into Flame”を披露している。

レディー・ガガとラーズ・ウルリッヒは俳優のブラッドリー・クーパーの自宅に夕食で招かれたことで出会ったと報じられているが、そのいきさつについてラーズ・ウルリッヒは「AVクラブ」に次のように語っている。

「まあ、当然、自分たちが尊敬したり憧れたりしている人がいっぱい詰まったバケツがあるわけだけどね。でも、メタリカにいて誇りに思えることの一つは、必ずしもたくさんのコラボレーションをやる必要がないってことなんだ。だから、それをやる時はすごく特別なものになるんだよ。いいとこどりしようとできるんだよね。グラミーに出る時っていうのは、やっぱりグラミーを特別なものにしてるものの一部としてコラボレーションの動きがあるわけだからね」

「それで、グラミー側から会場に来て、パフォーマンスをやってくれないかと依頼されて、もうその数日後には『誰か浮かびましたか?』って訊かれる感じだったんだ。俺たちが内々で話していたのはジェイムズ(・ヘットフィールド)が素晴らしい女性シンガーとやったら、すごいものができるんじゃないかってことで、新作の曲を交互に歌う形にしたかったんだよ。そうしたら、例のディナーでたまたま彼女と一緒になってね。本当に自然と起きたことなんだよ。追っかけないほうが、いつだってうまくいくんだよ。実際、そんなことはしないしね。実現する時はいつだってチャンスのほうからやってくるものなんだ。だから、今回の件についてはすごく自然でピュアなものだったんだよね」

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