ザ・1975のフロントマンであるマット・ヒーリーの父親にして俳優のティム・ヒーリーは、息子の音楽で昏睡状態から目を覚ました体験について明かしている。
英ITVのコメディ・ドラマ「ベニドルム」等への出演で知られるティム・ヒーリーは、2016年に病で昏睡状態に陥った際、息子の音楽で目を覚ました体験をしたという。
ティム・ヒーリーは昨年5月にスペインで「ベニドルム」の撮影中に原因不明の病に倒れ、現地の病院に約3か月間入院したのちにマンチェスターの病院へと移り、治療を続けている。
マット・ヒーリーは1989年にティム・ヒーリーと当時の妻で女優のデニース・ウェルチとの間に生まれている。
ティム・ヒーリーは倒れた当時の状況について、『ザ・ミラー』紙に以下のように明かしている。「病院では行き違いもあって、最終的に集中治療を受けることになったんだ。数日間、昏睡状態に陥っていてね。だから当然、当時のことはまったく覚えていないんだ」
ティム・ヒーリーはまた、息子であるマット・ヒーリーの音楽で昏睡状態から目を覚ましたことを明かしている。「(フィアンセが)私が昏睡状態に陥ってる間、息子の音楽をずっとかけてくれたって言うんだ」とティム・ヒーリーは語っている。「息子のアルバムをリピートでかけてくれていてね。数日が経った頃、私の頬が緩んで、目を覚ましたんだ。息子の音楽が私を生命の大地に還らせてくれたんだよ」
ティム・ヒーリーはまた、病に倒れて以来ライフスタイルを変え、喫煙と飲酒を断ったことも明かしている。「今はだいぶ気分がいいよ。快方に向かってるんだ。かなり長く感じた数ヶ月だったね。家族として苦しい時期を過ごしたけど、ひっくり返すことができた。それに私もまた働き始めるよ」
ティム・ヒーリーは次のように続けている。「医者が言うには、完全復活までは最低でも1年かかるらしいんだ。今はただ仕事に復帰したいし、『ベニドルム』に戻りたいと思ってるよ」
ザ・1975はシャーデーのカヴァーとなる新たな音源“By Your Side”が公開されている。
この音源は現地時間2月21日にBBCラジオ1のミスタ・ジャムの番組で初公開されており、楽曲の収益はウォーチャイルドに寄付される。
“By Your Side”の音源はこちらから(楽曲は0:42頃からスタート)。
広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.