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U2のフロントマンであるボノは現地時間2月18日にアメリカ副大統領のマイク・ペンスと対面を果たしている。

ボノとマイク・ペンス副大統領は、ドイツで開催されていたミュンヘン安全保障会議のために現地入りしており、2人はそれぞれスピーチを行っている。

米『ローリング・ストーン』誌によると、2003年の「米大統領エイズ救済緊急計画(PEPFAR)」の実施を支援したことについて、ボノはマイク・ペンスに感謝の意を伝えたという。当時、マイク・ペンスはインディアナ州から下院議員に選出されていた。

ボノはマイク・ペンスに対して「下院の議場であなたは2度もこの計画を擁護しました。それが私たちの知るあなたの姿です。私たちは本当に感謝しています」と語り、マイク・ペンスはボノに次のように応じている。「あれは歴史的にも素晴らしい偉業でした。そして、あなたはこの計画を前進させるための先導役を担ってくれましたね」

ボノはさらにマイク・ペンスを「アメリカで2番目に忙しい男」と称している。その面会の模様はこちらから。

この面会の後、マイク・ペンスは次のようにツイートしている。「ミュンヘン安全保障会議でボノとの会話を楽しんだよ。アフリカのエイズ支援の計画を可決させるための2度に及ぶ過去の努力や、発展途上国における今後の安全保障について語り合ったんだ」

2015年12月には「米大統領エイズ救済緊急計画(PEPFAR)」の法案に署名したジョージ・ブッシュ元米大統領が、アフリカの医療施設の改善を促す救済計画を確立させるのを手助けしたボノの努力を賞賛している。「ボノと話して、彼の知識、情熱、信念、すべてに驚かされた。私たちは包括的なプログラムを行ったよ。私たちのチームは世界の様々な国々で、彼らの文化、需要、政治に合わせた特別なプログラムを発展させていったんだ」

ボノは現地時間2月17日にミュンヘン安全保障会議で演説を行っており、発展途上国への投資を行うことを提唱している。「(第三世界における過激思想の蔓延などの)こうした問題を扉から解放しないために必要なものは、広い水域や高い壁だとは思いません。国益の境界はもはや国境ではないのです」

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