カルチャー・クラブのボーイ・ジョージは、バンドの人気が絶頂を迎えていた1980年代に殺害予告を受けていたことを明かしている。
英ITVのテレビ番組「ピアーズ・モーガンズ・ライフ・ストーリーズ」に出演したボーイ・ジョージは、80年代に殺害予告を受けていたことを明かし、生命の危険を感じて防弾チョッキを着用していたことを告白している。
「あれはハロウィーンの日だったんだけど、電話を受けてさ、お前を射殺するって告げられたんだ」とボーイ・ジョージは振り返っている。「それで『ライヴはキャンセルするわけにいかないから、防弾チョッキを着よう』って思ったんだよね」
ボーイ・ジョージはまた、司会者のピアーズ・モーガンに多くの国から入場を禁じられていたことや、テレビへの出演に際しても多くの制限を受けていたことを明かしている。「誰も僕にインタヴューしたがらなかったんだよ。それから子供番組にも出させてもらえなくてね。『トップ・オブ・ザ・ポップス』への出演も苦い顔をされたよ」とボーイ・ジョージは語っている。
自身に対する人々の好ましくない反応は彼のセクシャリティに起因するものなのか、奇抜な見た目に起因するものなのか訊かれると、ボーイ・ジョージはこう返している。「君がそう思う方だと思うね」
ボーイ・ジョージはまた、2008年に男性を自宅に監禁して逮捕された事件についても語っている。
ボーイ・ジョージは2008年、男娼であったオーディン・カールセンに暴行をはたらき、監禁しようとした疑いで逮捕されている。ボーイ・ジョージは、オーディン・カールセンに手錠をかけて壁に繋ぎ、一方的に暴行した疑いで15ヶ月の禁固刑が言い渡されている。ボーイ・ジョージはその後、刑務所内での勤勉な態度が認められ、4か月で出所を果たしている。
『デイリー・メール』によれば、ボーイ・ジョージはピアーズ・モーガンに対して「その男性を殴ったことについてはずっと否定してきた」と語り、その上で次のように続けている。「後から考えると、僕は猟奇的なエピソードを作り上げていたんだ。薬物中毒でその場に座っていられないような状態でさ、何かしら彼を殴る理由を作り上げて、それを話してしまってたんだ」
「とにかく僕は真実を話したんだよ。僕は言ったんだ。『僕がそうした理由はこうです。僕にパラノイア的物語が取り巻いていたんです』ってね」
ボーイ・ジョージはまた、「言っても何も状況は変わらない」との考えからオーディン・カールセンに一度も謝罪していないことを明かしている。
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