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エイミー・ワインハウスは遺品売却をめぐる高等法院での裁判でエイミー・ワインハウスの二人の友人に対して父親側が100万ポンド近くを支払うように判決が下されている。
父親であるミッチ・ワインハウスは今後2週間以内に元スタイリストのナオミ・パリーに56万9330ポンドを、友人のカトリオーナ・ゴアレイに39万4521ポンドを支払うように命じられている。ミッチ・ワインハウスは彼女たちの訴訟費用を全額負担することも命じられている。
判決はミッチ・ワインハウスが2人の女性に対して起こした訴えが棄却されたことを受けて下されている。
エイミー・ワインハウスの遺産管理人の立場にあるミッチ・ワインハウスは2人が故人の私物を売却して利益を得ていたとして訴訟を起こしていた。
ミッチ・ワインハウス側の弁護士は2人が売却をミッチ・ワインハウスに知らせていなかったとして、70万ポンド以上の損害賠償を求めていた。
ナオミ・パリーとカトリオーナ・ゴアレイはこの主張を否定しており、落札された品々は友人関係の中でエイミー・ワインハウスからもらったものだと述べていた。
高等法院のサラ・クラーク判事はいずれの女性も問題の品々についてミッチ・ワインハウスに意図的に隠蔽した事実はないとして、ミッチ・ワインハウス側の訴えを棄却している。
判事はミッチ・ワインハウスが「合理的な注意」を払っていれば彼女たちが何を所有しているかを確認できたはずであり、最初のオークションが行われる前に売却の意図を知っていたと判断している。
現地時間7月29日に下された訴訟費用に関する決定の中でサラ・クラーク判事はミッチ・ワインハウスが「本質的に根拠の薄い主張」を「攻撃的かつ執拗に」主張することを選んだとして、その主張が彼女たちの「評判、キャリアの展望、経済的安定、そして健康」を著しく損なったと述べている。
判事はミッチ・ワインハウスが被告に対して商業的な圧力をかける狙いで「意図的に本件を大規模かつ高額な訴訟へと引き上げた」とも述べている。
サラ・クラーク判事はナオミ・パリーとカトリオーナ・ゴアレイがエイミー・ワインハウスだけでなく、その家族をも「誠実に支えてきた」女性たちであったことを踏まえ、ミッチ・ワインハウスの行為は特に深刻なものだと判断している。
売却された私物には2011年にセルビアのベオグラードで行われた最後の公演でエイミー・ワインハウスが着用したシルクのミニドレスが含まれており、このドレスは2021年に24万3,000ドルで落札されている。
他にもエイミー・ワインハウスがデビュー・アルバム『フランク』のジャケット写真で履いていたブーツは19200ドルで落札されており、エイミー・ワインハウスが持っている写真のある血痕のついたバレエ・シューズは4000ドルで落札されている。
エイミー・ワインハウスは2011年7月23日にカムデンの自宅でアルコール中毒のために亡くなっている。
先週、エイミー・ワインハウスの死から15年を迎え、母親のジャニス・ワインハウスは追悼の意を表して、娘が「自らの成功の犠牲者」であったと振り返っている。
また、ザ・ローリング・ストーンズはニュー・アルバム『フォーリン・タングス』で“You Know I’m No Good”でカヴァーしたことを受けて、エイミー・ワインハウスとの親交について語っている。
ロニー・ウッドは次のように語っている。「彼女はよく『ロニー、どうしたらいいの?』と言っていた。私は『水のボトルにウォッカが入っていることなんてみんなが分かっている。ちゃんとして、ステージに上がらないと』と言ったものだよ」
彼は次のように続けている。「彼女が生涯を全うできなかったから悲しいよ。ビリー・ホリデイにもう一度別れを告げるようだった」
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