
Photo: Jack McKain / Madison Phipps / Steven Sebring
デュア・リパはサウスバンク・センターで開催される2026年のロンドン文学フェスティバルにキュレーションしたラインナップが発表されている。
今年3月、サウスバンク・センターの75周年を記念して、デュア・リパは今年で19回目の開催となるロンドン文学フェスティバルのキュレーションを手掛けることが発表されている。このフェスティバルはロンドンでは最も長く続いている文学やスポークン・ワードのフェスティバルとなっている。
開催期間は10月21日から11月1日となっており、デュア・リパは2023年に立ち上げた自身のメディア「サービス95」のブック・クラブと連動して様々なイベントをキュレーションすることとなっている。
今回、2026年のラインナップが発表されており、10月23日15時からは作家のゼイディー・スミスとデュア・リパの対談が行われる。二人は2000年に刊行された長篇第1作『ホワイト・ティース』、若くして築き上げた芸術的功績、現在の政治情勢といったトピックについて語り合うという。
翌日10月24日20時からはスーダン系カナダ人の詩人/シンガー/ソングライター/映像作家であるムスタファが登場する。デュア・リパは彼とムスタファが刊行した詩集『NOUR』や敬愛する文学者などについて語り合う。
10月25日19時30分からはパティ・スミスがスペシャル・ゲストとして登場して、2025年に刊行した回顧録『ブレッド・オブ・エンジェルズ』について語ることになる。この回顧録には戦後の幼少期からアーティストとして成長していく過程、フレッド・“ソニック”・スミスとの結婚、そして夫の死後に再びパフォーマンス活動を再開するまでの人生が綴られている。パティ・スミスとデュア・リパは芸術が持つ癒やしの力や芸術的自由の力について語ることになるという。
10月22日には回想録『アイ・チューズ・マイ・ビギニングス』を発表した人権活動家で、ノーベル平和賞受賞者のナディア・ムラドが自身の力強いサバイバルと再生の物語を語ることになる。
他にも10月28日には翻訳文学のショーケースが予定されており、10月30日にはケイ・テンペストが出演する「フィアース・サウンズ」、10月31日には「リライティング・メール・テンダネス」といったイベントが予定されている。
これらすべてのイベントは「サービス95」のブック・クラブとの提携により開催され、10月21日にはベストセラー作家であるエルナン・ディアス、10月28日にはマロリー・ブラックマンも出演する。
10月23日には「サービス95」のブック・クラブと連動して、次世代の作家を応援する「インディ・ナイト」も開催され、10月24日には地元の新たな才能を紹介するショーケースが行われる。
また、恵まれない環境にある作家やマイノリティの作家を支援する「クリエイティヴ・フューチャー・ライターズ・デイ」が今年も開催され、10月29日には複数の芸術分野を融合させた「タイス・ジン:スペシャル・スペース」も開始される。11月1日には郭小櫓がAI時代のフィクション制作について語る。
「『サービス95』のブック・クラブと共にロンドン文学フェスティバルのプログラムを企画できたことは本当に楽しかったですし、私たちが作り上げた内容をとても誇りに思っています」とデュア・リパは述べている。「世界が知るべき芸術界のアイコン的存在から新進気鋭の才能までが参加します」
「ブック・クラブの友人としてお馴染みの方もいれば、今回初めて知る方もいらっしゃるかもしれませんが、何よりも世界中から最も刺激的な作家、詩人、思想家が一堂に会する場を作りたかったのです」とデュア・リパは続けている。「この象徴的な会場で対談を行うことも観客席に座ることも楽しみにしています」
サウスバンク・センターの芸術監督であるマーク・ボールは次のように語っている。「サウスバンク・センターは75年にわたり、新進気鋭の才能と世界的なアイコンが同じ空間を共有する場所であり続けてきました。ここは、その時代を象徴する作家、アーティスト、ミュージシャンにとってのホームであり、彼らをいち早く発見する観客にとっても大切な場所です」
「この記念すべき年に本への愛を分かち合おうとするデュア・リパの情熱と世界に対する深い好奇心は、まさにこの建物が築かれた精神そのものです。節目となるこの年を祝うのに、彼女は完璧なキュレーターです」
今年3月、デュア・リパはキュレーターを務めることについて次のように語っている。「読書は人生のあらゆる場面で支えとなってきました。新しい国で学校に転校したばかりの頃から、ツアー中に静かな安らぎを見出す時もです」
「サウスバンク・センターのロンドン文学フェスティバルのキュレーターを務めることは、まさに夢が叶いました。自分が最も情熱を注いでいることの一つである読書、本を生み出す素晴らしい才能に触れ合えることを楽しみにしています。ロンドンで最も象徴的な文化空間の一つで、私のお気に入りの作家たちの想像力に浸れるのが待ちきれません」
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