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現地時間2月5日に行われたスーパーボウルのハーフタイム・ショウで、スタジアムの屋根から飛び降りるパフォーマンスを披露したレディー・ガガだが、今回、オープニングの演出があらかじめ撮影された映像であったことが明らかになっている。

13分に及ぶハーフタイム・ショウのパフォーマンスではドローンやアクロバットが盛り込まれ、“Poker Face”、“Born This Way”、“Telephone”といったヒット曲が披露されている。

ハーフタイム・ショウは、レディー・ガガがヒューストンのNRGスタジアムの最も高い場所に立ち、たくさんの赤と青と白のドローンが彼女の背後に浮かんでいる中でアメリカで最も有名な楽曲の一つである“This Land Is Your Land”をソウルフルにカヴァーするパフォーマンスで幕を開けると、ガガは「忠誠の誓い」からのフレーズである「自由と正義をすべての人へ」と語って、フィールドに向かって飛び降りるというパフォーマンスとなっていた。

しかしながら、ファンが撮影した映像によって、オープニングの演出は前もって撮影されていた映像で、レディー・ガガはあらかじめ空中に吊り下げられた状態で待機していたことが明らかになっている。

ドローンを提供したインテル社の担当者は『USAトゥデイ』紙に対して天候の影響を考慮してあらかじめオープニングの映像を撮影していたことを明かしている。「スーパーボウルの開催される2月は御存知のように天候が読めません」とインテル社でドローン部門のゼネラル・マネージャーを務めるナタリー・チャン氏は明かしている。「弊社としては、当日の天候のあらゆるパターンに備えることは避けたかったのです。万が一風が強かったり、もしくは雨が降ってしまえば屋根が閉ざされ、この素晴らしいパフォーマンスを披露することができなくなってしまう事態を想定し、弊社とスーパーボウルのクリエイティヴ・チームは、事前に撮影するのが得策だと考えたのです」

ファンが撮影したオープニングの模様はこちらから。

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Jill Knipp Faucherさん(@jillyknipp)が投稿した動画

レディー・ガガはスーパーボウルのハーフタイム・ショウのパフォーマンスを行った直後に、最新作『ジョアン』を引っ提げたワールド・ツアーの日程を発表している。

ツアーは8月1日のヴァンクーヴァー公演からスタートして9月まで北米を回り、9月後半から10月までヨーロッパを行い、11月から12月にかけては再び北米を回るものとなっている。

レディー・ガガは、5枚目となるアルバム『ジョアン』を昨年10月にリリースしており、アルバムにはマーク・ロンソンやファーザー・ジョン・ミスティらがプロデューサーとして参加しているほか、フローレンス・ウェルチもゲストとして参加している。

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