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バッド・ブレインズのフロントマンであるポール・“H.R”・ハドソンは、昨年、神経障害の難病と診断されたのを受けて、今月末に脳外科手術を受けることを発表している。

SUNCT(結膜充血および流涙を伴う短時間持続性片側神経痛様頭痛発作)として知られる症状により、彼は頻繁に突発的な極度の頭痛に苦しんでいる。昨年には、米クラウドファンディング・サイト「ゴーファンドミー」で彼の治療費援助を募るページが立ち上げられている。

今回、米「ラウドワイアー」誌が報じたところによるとポール・“H.R”・ハドソンは2月21日に脳外科手術を受ける予定だという。彼はそれによって自身が快調へ向かうことを願っているとしている。

「(俺の妻が)俺を病院に連れてきたんだ。当時はひどい頭痛を経験していて、自分の頭の中で起こっていることについて知ることになったんだよ」と彼は語っている。「それで医者が俺のところに来て、手術をするつもりだって言ったんだよね」

これまでにポール・“H.R”・ハドソンは「調合剤のカクテル」で自身の体調を何とかしてきたと語り、「俺はスピルリナ、ウィートグラス、ゴールデンシール、それとビタミンA、D、Cを使用してきたんだ。これで、いくらか症状は改善してたんだけどね」と続けている。

彼の「ゴーファンドミー」のページに彼の妻のローリは昨年、次のように綴っている。「よく知られた治療法や信頼できる医学療法がないのです。彼が向き合っているものついて言うなら、『自殺症候群』という呼び名もある群発頭痛なのです」

「日夜関係なく、前触れなく不規則に頭痛が起こるのです。でも、彼にとっては夜のほうが辛いようです。深夜の頭痛の激しさは酷いもので、彼は叫び、喚き、うめき声を上げて、すすり泣きます。そんなことが大半の夜で数分起きに繰り返し起こるのです」

「彼は働けません。高いクオリティの生活なんてものもありません。もしあなたが彼に電話して調子はどうだいなんて訊ねても、『すべて問題ないよ』と彼は言うでしょう。彼はそういう人ですからね。でも、全然大丈夫ではないのです」

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