ジョン・レノンとオノ・ヨーコの愛と反戦の理念に焦点を当てた新たな伝記映画が制作されることが明らかになっている。
まだタイトルの決定していないこのプロジェクトは、『ソーシャル・ネットワーク』や『マネーボール』、『キャプテン・フィリップス』らを手掛けてきたマイケル・デ・ルカと、イマーシヴ・ピクチャーズのジョシュ・ブラットマン、そしてオノ・ヨーコによって制作されているものだという。「ハリウッド・レポーター」は、『博士と彼女のセオリー』を手掛けたアンソニー・マッカーテンが脚本を担当していると報じている。
マイケル・デ・ルカは声明で次のように述べている。「この物語は愛や勇気、米国内での運動といった今日的な意味を持つテーマに焦点を当てたものです。若者が立ち上がり、世界に対して自身の持ちたいクリアなヴィジョンを持ってもらうインスピレーションとなることを目的があるのです」
ジョン・レノンとオノ・ヨーコは1966年11月にロンドンにあったインディカ書店の地下で行われた個展で初めて出会っている。
当時、ジョン・レノンは最初の妻であるシンシアと結婚していたが、1968年8月に二人は離婚している。翌年の3月、ジョン・レノンとオノ・ヨーコは結婚している。
11年間の結婚生活の中で多数のプロジェクトで二人はコラボレーションを行っており、遺作となって1980年発表の『ダブル・ファンタジー』でもコラボレーションを行っている。
先日、ジョン・レノンの命日である12月8日にオノ・ヨーコはツイッターでメッセージを発信している。
ジョン・レノンは1980年12月8日にニューヨークのダコタ・ハウスの外で、オノ・ヨーコと共にレコーディング・スタジオから帰ってきたところを、マーク・チャップマンに銃で撃たれている。その後、ジョン・レノンはルーズヴェルト病院に運ばれたが、到着時には亡くなっていたと報じられている。
オノ・ヨーコは本日ツイッターで次のように述べている。「一緒に平和のグリーン・ランドとしてのアメリカを取り戻しましょう。愛する人の死は喪失の体験です。36年経っても、私たちは今なお彼を惜しんでいます」
一緒に投稿された画像には次のように記されている。「120万人を超える人々がアメリカにおいて銃によって亡くなっています。ジョン・レノンは1980年12月8日、撃たれて、亡くなりました」
Together let's bring back America the green land of Peace
The death of a loved one is a hollowing experience
After 36yrs we still miss him pic.twitter.com/nRvdFKixW2— Yoko Ono (@yokoono) December 8, 2016
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