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フィル・コリンズの15歳の息子でドラマーのニコラス・コリンズが最新のインタヴューの中で、父とライヴで共演することについて語っている。

フィル・コリンズは今年、「ノット・デッド・イェット」と題したヨーロッパ・ツアーで復帰を果たす見込みで、6月にはロンドンのハイド・パークで大規模な野外ライヴを行う予定にもなっている。

息子のニコラス・コリンズはライヴでドラムを演奏する予定となっており、米『ローリング・ストーン』誌に対して次のように語っている。「人生を通して父の音楽に触れてきたからね。身体に沁みついてるんだ」

父親の曲を演奏することについて、ニコラス・コリンズは次のように続けている。「他のドラマーがライヴで演奏しているのと父が演奏しているのを聴き比べると、違うんだよね。そこは、もちろん父が演奏しているようにやりたいよね。だって、その曲を演奏しているのも、実際にドラム・パートを書いたのも父であるわけだからね」

昨年、USオープン・テニスで行ったパフォーマンスの模様はこちらから。

自身のドラムの演奏への影響については次のように語っている。「僕の大好きなドラマーについてだったらいくらでも話すことができるよ。(レッド・ツェッペリンの)ジョン・ボーナムは特に僕のお気に入りの1人で、あとはレッド・ホット・チリ・ペッパーズのチャド・スミス、(フー・ファイターズの)テイラー・ホーキンス、(クリームの)ジンジャー・ベイカー、(ジャズ・ドラマーの)バディ・リッチとかね」

ニコラス・コリンズは、トゥー・ドア・シネマ・クラブの曲名にとなんだという自身のバンド、ホワット・ユー・ノウに所属している。「一部の人はただ僕の親父が誰かっていう理由で、バンドに関心を持ってくれるよ」とニコラス・コリンズは認めている。「僕はみんなに認めさせたいんだ、僕もできる、ただの親父の七光りじゃないってね。僕は僕自身の期待に応えたいんだよ。フィル・コリンズの息子だって覚えられるんじゃなくて、みんなが楽しんでるような何かをしてるって理由で覚えられるには、もっともっと努力を続けないといけないよね」

ジェネシスの再結成が実現したとすればそこで演奏したいかという質問には次のように答えている。「もしそうなったなら大興奮だろうね。ジェネシスの作品、特にドラムに関しては本当に素晴らしいし、まさに信じられないものだからね。でも、正直言うと、ジェネシスの再結成ツアーはもうないと思うよ。2007年にやったけど、もう一度あるとは思えないね」

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