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ザ・ナショナルとコモンはドナルド・トランプの大統領就任に先立って行われる無料の反トランプ就任ライヴに出演することが発表されている。

両組はドナルド・トランプの大統領就任式に先立って現地時間1月19日にワシントンD.C.の9:30クラブで行われるライヴに出演予定で、まだ発表されていない、いくつかのアーティストがライヴには出演するという。

ライヴのチケットは先着順となる予定で、性と生殖に関する健康についての団体、プランド・ペアレントフッドとオール・アクセスが主催しており、「性と生殖に関する自由の支援者にどこにいようとも行動を呼びかける」ために開催される。

ドナルド・トランプは以前、中絶に対して批判的なスタンスを示していた。

また、翌日の大統領就任式当日にはワシントンで「ノー・サンクス」と題した反トランプ就任ライヴも開催され、「反ファシストについて音楽による抵抗の夜」と題され、プリースツ、ワクサーハッチー、 スピーディー・オーティズのセイディー・デュプイ、フラッシャーらが出演する。

一方、ブルース・スプリングスティーンのカヴァー・バンドとして37年間活動を行っているザ・B-ストリート・バンドは今週開催されるドナルド・トランプ次期大統領の就任パーティーへの出演を一転して辞退している。

今回発表された声明でバンドは次のように述べている。「我々のファンやニュージャージーの就任式実行委員会への深いお詫びと共にザ・B-ストリート・バンドは今年の就任パーティーに出演することを辞退します」

「この決定はもっぱら、ブルースとEストリート・バンドへの敬意と感謝の念に基づいたものです。ブルースの音楽は私たちの生計の土台となっています。ザ・B-ストリート・バンドはブルースとEストリート・バンドの才能なしに成立しません」

「私たちはこうしたロック・レジェンドに最大限の感謝の念を抱いており、ブルース・スプリングスティーンの永遠の音楽をコピーして、演奏することを楽しみにしています」

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