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デヴィッド・ベッカムは11歳になる息子のクルーズについて、音楽業界におけるキャリアは常に教育のほうが優先されるものだと語っている。

若きクルーズ・ベッカムは先週、ジャスティン・ビーバーのマネージャーとしても知られるスクーター・ブラウンと契約していたことが明らかになり、その後すぐにデビュー曲となる”If Everyday Was Christmas”がサプライズ・リリースされている。この曲の収益はすべて「メイク・サム・ノイズ」というチャリティ・プロジェクトに寄付されることが明らかとなっている。

テレビ司会者のピアーズ・モーガンは公に批判を行っており、スクーター・ブラウンは子供を利用して金儲けを企んでいる音楽業界の権力者だとツイッター上で批判し、論争を繰り広げていた。

クルーズの父であるデヴィッド・ベッカムは先日、彼の三男クルーズの新しい挑戦について堂々と意見を述べており、息子自らがホリデー・シーズンに困っている人々を助けるためのアイデアを自分たち両親に提案していたことを打ち明けている。「クルーズが素敵な可愛らしい歌声を持ってることに、僕たちは大体9か月前に初めて気付いたんだ。スクーターとは家族ぐるみのちょっとした付き合いがあったから、それで彼はこう言ったんだ。『彼を連れてこいよ。彼が音楽を楽しんでるかどうか見てみよう』って」

「(息子たちが)僕たちの話を聞くこと、つまり両親である僕たちの言うことにちゃんと耳を傾けてくれることを、僕たちはいつだって願っているんだ。それに知っての通り、僕たちは多くのチャリティーを行ってきた。(僕は)ユニセフに協力してるし、僕の妻は国際連合のための活動を行っている。それでクルーズは、本当に最近になって僕たちのところへやって来てこう言ったんだ。『僕がチャリティーのためにクリスマス・ソングをやって、曲の売り上げを全部寄付するっていうのはどうかな?』ってね」

ベッカム夫妻はクルーズの提案を全面的に支持しているが、デヴィッド・ベッカムは彼にキッズ・スターとしてのキャリアを歩ませることを今すぐ認めることはないだろうとも言及している。

「チャリティー・シングルにとどまらず、歌手のキャリアを進ませることは現段階ではないよ」と現地時間の12日にアメリカのテレビ番組「グッド・モーニング・アメリカ」に出演した彼は語っている。「彼は11歳だ。まだ学校にも通っている。彼は学業に専念しているんだ。それが最も大事なことだからね。だけど、彼は世の中の手助けがしたかった。それで、彼がこの子供らしくて素晴らしいクリスマス・ソングを歌ったら、多くの注目が集まってしまったってわけだ。僕たちは彼のことをとても誇りに思っているよ。だって、彼がそのアイデアを僕たちに提案したんだから。それっていいことだし、彼は楽しんでいるわけだからね」

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