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ビョークがレディットのAMA(アスク・ミー・エニシング)で、死後の世界やクリエイティヴィティ、そして故郷であるレイキャビクに関する質問に答えている。

ビョークは、自身の個々のプロジェクトにインスピレーションを見つける行為について明かし、創造とは「いたずら好きで扱いにくい」動物であるとファンに語っている。

「おそらくコツとしてはね、無理強いして壁に追い詰めたり、一定のエリアに閉じ込めたりしておくのではなくて、大きな寛大な心をもって嗅ぎ分けて、今回はどこに向かうのかなって思いを馳せるものなのよ」

さらに、ビョークは自身の8枚のスタジオ・アルバムそれぞれを、異なるキャラクターのようにとらえていると明かしている。

「それぞれのアルバムにキャラクターがあると思っていてね、いつも冗談でタロットのキャラクターだって言っているの。私はアルバムに取り組んでいる間は、私立探偵みたいな感じなのよ」と、ビョークは述べている。「それぞれのキャラクターには必ず色や元素、象徴、雰囲気、彼らが経験する感情の旅があるの。年を重ねるにつれて、そうした原型を結びつけることがうまくなっていると感じるの。だから、もっと普遍的で共感しうるものにしたいと思っているわ」

2015年に最新作『ヴァルニキュラ』をリリースしたビョークだが、アイスランドで育ったことが、アーティストとして自立できたことに役立っていると語っている。

「私はラッキーだったのかもしれないわ。なぜなら、10代にとってレイキャビクは何もないところだったから」と彼女は綴っている。「だから、自分たちでなんとかしなくちゃいけなかったし、自分たちで解放してあげなきゃならなかった。だから、わたしは閉所恐怖症を起こさせるような狭い道を行くように勧められた時も、それを無視することができたの。だって、そんなの本当じゃないって知っていたから」

ビョークはさらに、デス・グリップスの新しいアルバムで共作したことについて語り、テレビ番組「ル・ポールのドラァグ・レース」のファンであると明かしている。ドラァグ・クイーンのコンテストである同番組の最新シリーズで、出演者たちはビョークへの敬意を表し、衣装をまねている。「(番組を)観たわよ。もちろん大好きだったわ」と彼女は述べている。

一人のユーザーに、死後の世界を信じるか、そして料理はできるかと尋ねられたビョークは、シンプルに次のように回答している。「ええ、あちらでも料理をするわ」

レディットでのビョークの回答はこちらから読むことができる。

https://www.reddit.com/r/Music/comments/518ws9/ama_im_singer_and_songwriter_bjork_and_im_here_to/

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