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プリンスと映画『パープル・レイン』で共演した女優のアポロニア・コテロが、プリンスの死後、初めて追悼の意を表明している。

アポロニア・コテロは、5月にプリンスの訃報を聞いて以来、ずっと抱いている「悲しみや絶望、憤り」といった感情を自身のフェイスブック上に綴っている。

「あなたがいなくなってとても寂しいわ。それは耐えられないほどの痛みで、息をするのも大変なの。悲しみ、絶望、憤り、そして、この孤独感は、まるで小学校の頃にいじめっ子になじられていた時のようだわ」

「これらの感情が消えることはない。私の人生は憤怒と絶望の渦のようよ。悲しみの波が私の傷ついた心の破片を押し流すの。私個人としては生き地獄のようだわ」

アポロニア・コテロはさらに次のように続けている。「私のあなたへの愛は大きなものよ、でも、悲しみはもっと大きいわ。強くあることを約束するわ。あなたが私のそばにいてくれるのは知ってるわ。私を導き、守ってくれてありがとう。『僕も君を愛してる』ってあなたの最後の言葉を思い出すと、すごく安心できて慰めになるの」

映画『パープル・レイン』の動画はこちらから。

先週、アポロニア・コテロはプリンスの死後、初めて公の場に姿を現し、ロサンゼルスのサミュエル・ゴールドウィン・シアターで、映画『パープル・レイン』についての質疑応答に参加している。

質疑応答では、1984年の映画の撮影前に初めてプリンスに会った時の思い出を語っている。

「オーディションで一番最後に見てもらったのが私だったの」

「プリンスに会うためにミネアポリスへ飛行機で連れてこられたことを後になって知ったの。プリンスは紫色のリムジンでドライブに連れて行ってくれたわ。彼はとても無口でシャイだった。私はとてもおしゃべりだったわ。翌日に1番街でオーディションをしたの」

「私は黒のスパンデックスに光沢のあるメッシュ・ブラウスを着てたわね。ホテルに戻った後に、プリンスのセキュリティ・スタッフの女性が部屋に来て、『彼はあなたのことを気に入ってるわ。クールに振る舞いなさい』って言ったのよ」

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