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先日のレッド・ツェッペリンの“Stairway To Heaven”をめぐる裁判を受けて、原告は判決に対して抗告を申し立てたという。

先月、レッド・ツェッペリンはスピリットの“Taurus”を盗作していないと陪審員が判断し、著作権侵害についての裁判で勝訴したことが発表されている。

バンドは、スピリットのギタリストであるランディ・カリフォルニア(本名:ランディ・ウルフ)の管財人であるマイケル・スキッドモアから、1968年発表の楽曲を盗作したとして訴えられていた。スピリットはレッド・ツェッペリンと1968年、1969年に一緒にツアーを行っている。

ニュース・サイト「ザ・ラップ」によれば、マイケル・スキッドモアは先日の裁判に対して審判請求書を提出したという。

審判請求書には次のように書かれている。「ランディ・ウルフの管財人である原告のマイケル・スキッドモアは2016年6月23日に下された最終判決について合衆国連邦第9巡回区控訴裁判所に対して抗告することを御留意いただければと思います。あの判決や中間判決、その命令が裁判を起こすこととなり、そうしたすべてを含めて抗告します」

また、裁判でのマイケル・スキッドモア側の弁護士であったフランシス・マロフィの振る舞いについて、「目に余るほどプロフェッショナルではなく、攻撃的な姿勢」だったと評している。フランシス・マロフィは先日、弁護士として営業停止をするよう言い渡されたことが報じられている。

一方、レッド・ツェッペリンは47年間失われていた楽曲を含む『ザ・コンプリート・BBCセッションズ』をリリースすることを発表している。

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