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2014年には23年振りとなる新作『インディ・シンディ』をリリースしたピクシーズが、9月30日に2年半振りとなる新作『ヘッド・キャリア』をリリースすることを発表している。

全12曲を収録した本作は、キリング・ジョークやロイヤル・ブラッドを手掛けたことで知られるトム・ダルゲティがプロデューサーを務めており、レコーディングはかの有名なRakスタジオにて、今年の2月から3月中旬の6週間にかけて行なわれたという。 アートワークは長年ピクシーズのアート・ディレクターを務めるグラフィック・デザイナー、ヴォーン・オリバーが手掛けている。

本作についてドラマーのデイヴィッド・ラヴァリングは次のように語っている。「俺たちにとってこれだけ多くの時間を新曲に費やせるっていうのは贅沢なことだったよ。レコーディングに取り掛かる頃には、全員新曲を知り尽くしていたから、『インディ・シンディ』の時と比べて半分の時間で制作できた。トムとの制作も素晴らしかった。彼はプリプロダクションから参加してくれたんだけど、俺たちみんなが集中して最良の音楽を作れるように重要な役割を担ってくれたんだ」

また、これまでサポートを務めてきたパズ・レンチャンティン(B/Vo)は本作よりバンドの正式メンバーにとして加入している。パズ・レンチャンティンはレコーディングについて次のように語っている。「最初のリハーサルに参加したときはとても緊張したわ。埋めるべき穴がものすごく大きくて、とにかくファンのために精一杯オリジナルのサウンドに近づけるように努力したの。その間ずっとピクシーズとは何かっていうのを学んできて、今では私の心にも魂にも、彼らの音楽に対する愛情が埋め込まれ、やっと自分自身もピクシーズの一員になれた気がするの。これからはピクシーズのこれまでを振り返るのではなく、未来に目を向けていきたいわ」

新作リリースの発表と共に新曲“Um Chagga Lagga”も公開されている。

リリースの詳細は以下の通り。

アーティスト名:Pixies(ピクシーズ)
タイトル:Head Carrier(ヘッド・キャリア)
レーベル:Play It Again Sam / Hostess
発売日: 2016年9月30日(金) 【世界同時発売】
※日本盤詳細情報は後日公開
1. Head Carrier
2. Classic Masher
3. Baal’s Back
4. Might As Well Be Gone
5. Oona
6. Talent
7. Tenement Song
8. Bel Esprit
9. All I Think About Now
10. Um Chagga Lagga
11. Plaster Of Paris
12. All The Saints

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