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L7のベーシストであるジェニファー・フィンチはガンとの闘病の末に現地時間7月18日に亡くなっている。享年59歳だった。
L7はインスタグラムへの投稿で訃報を発表しており、ジェニファー・フィンチに追悼の意を表している。
「非常に重い心境と共に私たちの愛するバンドメイトであり、友人であり、共にトラブルメイカーだったジェニファー・フィンチが本日亡くなったことを発表します。彼女は脳腫瘍と長きにわたって勇敢に闘い、世界各国の素晴らしい友人や音楽仲間、そしてファンから愛されていました。愛しています、ジェニファー」
先立って、ジェニファー・フィンチは進行の早い脳腫瘍を抱えていることが発表されていた。
L7は現地時間7月13日に、10月から始まる予定のラスト・ツアー「ザ・ラスト・フレー・ツアー」を発表した僅か2ヶ月後にジェニファー・フィンチが脳腫瘍と診断されたことを発表している。ジェニファー・フィンチは自分抜きで予定通りツアーを行うように求めていたという。
ジェニファー・フィンチは1987年にL7に加入して、バンドの黄金期のメンバーとして中核を担うこととなっている。彼女はL7のギター主体のサウンドをベースで支え、自身のプレイについて「自分で始めるのではなく、反応するもの」と評している。
「人生においては反応することもあれば、自分で始めてみることもある。でも、ベースはリズム、トーン、進行の合間で反応する機会を与えてくれるものなの」とジェニファー・フィンチは2025年に『ギター・ワールド』に語っている。
ドニータ・スパークス、スージー・ガードナー、ディー・プラカスと共にジェニファー・フィンチはL7の持ち味であるユーモアと痛烈な政治的メッセージの融合を確立する一翼を担っていた。ジェニファー・フィンチは写真家、作家、ヴィジュアル・アーティストとしても多岐にわたる活動を行っており、音楽で見せたのと同じ、ありのままの自分を貫く精神を作品に反映させていた。
ジェニファー・フィンチはアザースターピープルやショッカーといったバンドでも活動しており、自身のレーベルであるリトル・プッシャー・レコードも運営している。2015年、L7は2001年の解散を経て、クラシック・ラインナップで再結成を果たしている。
2017年、L7はドナルド・トランプ大統領を批判する18年ぶりの新曲“Dispatch From Mar-A-Lago”をリリースしており、2018年2月には更なる新曲“I Came Back To Bitch”をリリースしている。L7はドキュメンタリー映画『L7:プリテンド・ウィ・アー・デッド』も公開されており、2019年には20年ぶりとなる最新作『スキャッター・ザ・ラッツ』をリリースしている。
脳腫瘍を発表した際には治療や継続的なケアにかかる費用を賄うために「ゴー・ファンド・ミー」のページも立ち上げられており、ガービッジ、R.E.M.のマイケル・スタイプ、トゥールのフロントマンであるメイナード・ジェームス・キーナン、コーンのブライアン・“ヘッド”・ウェルチ、フガジのガイ・ピチョット、ビキニ・キルのキャスリーン・ハンナ、グリーン・デイのビリー・ジョー・アームストロングの妻であるエイドリアン・アームストロングらが支援を申し出ていた。
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