毎年3月にテキサス州オースティンで開催され、約20万人が参加する音楽・映画・インタラクティブの祭典、SXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)で上映されてきた映画の秀作を上映する「SXSW TOKYO SCREENING WEEK」が7月16日から7月22日にわたって新宿シネマカリテで開催されることが決定している。
これは「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2016」の一環として開催されるもので、SXSW FILMのフェスティバル・ディレクター、ジャネット・ピアソンがこの企画に合わせ緊急来日し、一部作品の上映前では特別セミナーを実施するという。
ジャネット・ピアソンは今回の開催に際して以下のコメントを寄せている。「私がSXSW TOKYO SCREENINGをとても楽しみにしているのには幾つもの理由があります。幼い頃から私は日本の人たち、日本のカルチャー、日本のアートにとても魅かれていた少女でした。それから何十年もの間、日本は私の訪問先としていつもリストのトップにあった国なのです。そんな憧れの日本へ大好きな映画の仕事で訪れるチャンスが来るとは本当に光栄なことです。日本の映画ファンの方々に、これまでSXSWが自信を持って世界へ紹介してきた映画たちを紹介できるこの特別なイベントを開催できることに、興奮を覚えます。世界の素晴らしい映画作品を共有し、また私がこれまで経験してきたSXSW Film(サウス・バイ・サウスウェスト フィルム)の世界を皆さんと分かち合える時間が待ちきれません。同時に日本の皆さんがどんな映画に興味を持っているのか?をこの目で確かめることができるチャンスをとても楽しみにしています」
「SXSW TOKYO SCREENING WEEK」では、米国カリスマ音楽プロデューサー、シェップ・ゴードンの人生を振り返ったマイク・マイヤーズ初監督のミュージック・ドキュメンタリー『スーパーメンチ -時代をプロデュースした男!-』や、トム・ハンクスの息子であるコリン・ハンクスが監督を務め、タワーレコードの栄枯盛衰を描いた音楽歴史ドキュメント『オール・シングス・マスト・パス』、200頭の猛獣たちとのアフリカでの共同生活をCGなしで撮影した『ロアー(原題)』といった作品が上映される。
「SXSW TOKYO SCREENING WEEK」の更なる詳細は以下のサイトで御確認下さい。
http://tokyoscreeningweek.jp/SXSW
上映作品の詳細は以下の通り。
7月16日(土)
18:30− 特別セミナーVol. 1 (フェスティバル・ディレクター:ジャネット・ピアソン)
上映作品 『スーパーメンチ -時代をプロデュースした男!-』 (2014 年 SXSW 出品作)
7月17日(日)
16:00- 映画プロデュース特別講座(アメリカン・インディペンデント・シネマの父:ジョン・ピアソン)
18:30- 特別セミナーVol. 2 (フェスティバル・ディレクター:ジャネット・ピアソン)
上映作品『オール・シングス・マスト・パス』(2015 年出品作)
7月18日(月)
18:30− 特別セミナーVol. 3 (フェスティバル・ディレクター:ジャネット・ピアソン)
上映作品『ショート・ターム』(2013 年出品作 観客賞・審査員賞受賞)
7月19日(火)
18:30− 特別ゲストトークイベント(特別ゲスト:渡辺裕之(俳優))
『サケボム』プロデューサー妹尾浩充とエグゼクティブプロデューサー汐巻裕子の SXSW 現地体験談
上映作品『サケボム』(2013 年 SXSW 出品作)
7月20日(水)
19:00- 上映作品『ゴット・ヘルプ・ザ・ガール』(2014 年 SXSW 出品作)
7月21日(木)
19:00- 上映作品『FRANK−フランク−』(2014 年 SXSW 出品作)
7月22日(金)
18:30− 特別ゲストトークイベント <坂上直行氏(現・アークエンタテインメント専務取締役)>
上映作品『ロアー(原題)』(2013 年 SXSW 出品作)
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