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レディオヘッドのフロントマンであるトム・ヨークもEU離脱に関して再度の国民投票を求めている。

6月24日、国民投票の結果、UKはEUを離脱することとなっている。離脱派は52%対48%の得票数で残留派に勝利している。

この結果を受けて、EU離脱について再度の国民投票を求める請願が立ち上げられており、トム・ヨークもツイッター・アカウントでこのリンクをシェアしている。

この請願は、「投票率75%未満で得票率が60%未満の場合は再投票を実施することをUK政府に対して求める」ものとなっている。トム・ヨークはツイッターでこの請願を「今これが回ってきた:UKの老いぼれどもの自殺行為で、とんでもなく混乱してる」というコメントともにシェアしている。

トム・ヨークは先日、ベック、イギー・ポップ、ケイティ・ペリー、ブリトニー・スピアーズ、マイケル・スタイプらと共にアメリカ連邦議会に対して「銃による暴力を止める」ための公開書簡に署名している。

公開書簡では音楽とは「ダンスフロアやコンサート・ホールで、共同で祝福されてきた」ものであり、今、銃による暴力によって危機が迫っていると論じている。公開書簡ではアメリカ連邦議会に対して銃による暴力を防ぐために「すべての銃販売に対して身元調査を義務づけること」と「テロリストの疑われる人には銃を販売しないこと」という二点を提案している。

また、トム・ヨークは先日、インタヴューで、かつてトニー・ブレア首相の相談役が首相と会談を持つよう「恐喝しようとしてきた」と話している。

パリを拠点に発行されている『テレラマ』誌によるインタヴューで、トム・ヨークは2003年に気候変動に関するキャンペーン「ザ・ビッグ・アスク」のスポークスマンを務めていた時に、そうした出来事があったとしている。トム・ヨークは、環境団体の「フレンズ・オブ・ザ・アース」を代表して、その役割に取り組み、政治家に対して気候変動問題についてのロビー活動を行っていたという。

「大きな闘争に巻き込まれることになったんだ」とトム・ヨークは説明している。「(ブレアの相談役たちはこう言ってきたんだ)もし首相と会ってくれないというなら、フレンズ・オブ・ザ・アースによる君への接触はすべて認められないことになるってね」

さらにこう語っている。「イラク戦争があったからね、そんなことはしたくなかった。ブレアと一緒の写真を撮られるなんて、道徳的に受け入れがたいように感じたんだ」

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